【Vol.523】目上の人に教えを乞う!

【本のタイトル】
雑談の一流、二流、三流

【著者】
桐生稔

【インプット(引用文章)】
年齢が10歳、20歳離れている人とお話しするとき、話題に困ることはありませんか?世代も違うし、知識も経験も異なるので、何を話したらいいかわからず、気まずい空気が流れることが多々あります。
そんな時に、上辺だけ取り繕って妙に持ち上げたり、褒めたりしても、「こいつ適当に言ってるな」とすぐに見抜かれます。
では、目上の人とはどのように話をするか?
それは、教えを乞うようにすることです。
人間は、目上の人が目下の人を指導するようにできています。
たとえば、会社の先輩が後輩にお茶の入れ方を指導する、小学校の高学年が低学年の面倒を見る、自分に弟が生まれれば無条件で可愛がる。。。
江戸時代には全国に6万箇所も寺子屋があったと言われていますが、ほぼボランティアのような形で、先生が塾生に読み聞きそろばんを教えたと言います。
別に後輩にお茶の入れ方を教えたからといって、給料が上がるわけではありません。寺子屋で読み書そろばんを教えたからといって、先生が儲かるわけでもありません。
しかし、金銭が発生しなくても、人間が子孫を残そうとするのと同じように、上の人が下の人に経験を継承することがDNAレベルで組み込まれているのです。
「人間は継承したがっている」、つまり教えたがっているということを理解すると、年配の方との会話のポイントが見えてきます。
たとえば、上司との会話で、
「〇〇さんって知識の量がすごいですよね」よりも、
「〇〇さんって知識の量がすごいですよね。どうしたらそんなにインプットできるんですか?」と教えを乞う。
経営者と会話するときは、
「〇〇社長は、いつもモチベーションが高いですよね」よりも、
「〇〇社長は、いつもモチベーションが高いですよね。なぜそんなにモチベーションが高いんですか?その源泉はなんですか?」と教えを乞う。
キーワードは「どうしたら」「なぜ」です。
会社の先輩が「先日研修受けて、こんないいこと聞いてきたんだ〜」と後輩にシェアした時に「あ〜、それ私も何かの本で読みました」なんて言ったら、先輩は話すのをやめてしまうでしょう。
上司、部下の会話でも、一生懸命メモをを取って必死で教えを乞おうとする部下の方が断然かわいいはずです。
年配の方とお話しするするときは、「どうしたら、そのように?」「なぜ、そんなに?」「もう少し詳しくお聞きしてもよろしいですか?」などを使って、経験則を引き出して、自身の教養も広げてみてください。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
自身の教養を広げるために、目上の人に教えを乞う!

#自己啓発 #読書記録 #雑談の一流二流三流 #桐生稔

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!