【Vol.592】会議は「沈黙」から始める!

【本のタイトル】
amazonのすごい会議 ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法

【著者】
佐藤将之

【インプット(引用文章)】
「意思決定会議」では、まずファシリテーターは、会議を開く趣旨を一通り確認した上で、最終的に会議室を出る時にどう言う状態に持っていきたいかと言うゴールを共有し、どのような順番でそれらを検討するのかを説明します。また、参加者の手元に会議資料が揃っているかどうかも確認します。
そしてその後の流れが、アマゾンは独特です。
一般的な組織であれば、会議資料の作成者が他の出席者に議案の概要の説明を求められることと思います。
しかしアマゾンではそうしません。まず、目の前にある会議資料を各自で黙読するのです。事前に資料をメールで送付した場合でも、1ページャーなら5分、6ページャーなら15分くらい、必ず読むための時間をとります。
この時に重要なのが、沈黙を保つこと。一通り目を通してもらう間、質問は一切受け付けません。
「意思決定会議」において、アマゾンがこうした進め方を採用するのには、それなりの理由があります。
資料の作成者が会議の冒頭で概要を口頭で説明していくやり方では、たとえば2ページ目の話をしている時に、誰かが何かの言葉に引っかかって、「ちょっと待って」と止めて質問するということが起こりがちです。実は、その答えに当たる部分が4ページ目に書かれていたりするのですが、質問している人は資料の全体を把握していないので、そんなことは分かりません。プレゼンテーションなどでも、途中で質問されて、「それは後から出てきますから」というやりとりがよく見られますが、それと同じことです。
ベゾスはこれを非常に嫌がります。すでに書いてあること、説明が予定されていることを質問するのは無駄です。読みながら、わからないところにクエスチョンマークをつけ、後のページで説明されていたらマークを消し、残ったものだけについて質問した方が、時間的にはるかに効率が良い、と考えて、このような沈黙をルール化したのです。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
会議の質を高めるために、会議は「沈黙」から始める!

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「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!