【Vol.173】部下に「課題」を投げかける!

【本のタイトル】
イノベーションシンキング

【著者】
ポールスローン

【引用部分】
本書でご紹介する水平思考スキルの最後は、チームを活用することだ。世間には、創造力は、孤高の天才だけに降りてくるという根強いイメージがある。しかし現実には、アイデアを創造していくには、チームを組んだほうがいいのだ。
小さなチームでは、お互いに刺激し合うことができる。ある人のアイデアが引き金となって他のアイデアが引き出される。偉大な発明家のエジソンにしろ、全てを1人で発明したわけではなく、14人もの助手チームを抱えていた。
周りの人々に、アイデアを進んで出してもらうにはどうすればいいのだろうか。
そのためには、チームや部署、または組織全体に課題を投げかけるのがいい方法だ。そこでこう伝える。私たちは差し迫った問題を抱えており、良い解決策を見つけ出すのにあなたたちの助けが必要なのだ、と。
誰かがあるアイデアを思いつき、最終的にそれがイノベーションにつながった時には、彼らを賞賛し、報酬を与えう。良いアイデアが歓迎され、突飛なアイデアが笑われることなく、誰もが組織の成功に貢献できるという噂はすぐに広まるのだ。
ある大手の化粧品会社が、社員に二つの問題を投げかけた。どうすれば歯磨き粉がもっと売れるか?どうすればシャンプーがもっと売れるか?社員から出された回答のうち、二つが採用され、大きな成果を挙げた。
1つは歯磨き粉が出る穴を大きくして、歯ブラシの上にたくさん出るようにすること。もう一つはシャンプーの使用方法に「repeat」という言葉を加えることだった。
組織の全ての人に関係する問題は、組織全体の課題にできる。会社や新しい製品、部署の名前を決める場合が良い例だ。しかし、新しい製品の設計などの具体的な問題になると、この問題に専念するチームを編成したほうが良い。彼らに問題を一任し、解決まで一気に取り組ませるのだ。
こうすることで、これまでは長くかかっていた、新しい市場を出すまでの準備期間を、劇的に短縮することができる。

【具体的アクションプラン】
部下に「課題」を投げかける!
→チームの課題を部下とともに考え、アイデアを出す!

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