【Vol.136】損して得をとる!

【本のタイトル】
残念な人の仕事の習慣

【著者】
山崎将志

【引用部分】
王将の社長に就任した大東氏は、セントラルキッチン方式をやめ、各店舗で調理する昔ながらの王将のスタイルに戻したのである。
原点回帰と言ってしまえば、それまでであるが、ここで問題が発生した。長いセントラルキッチン方式に慣れてしまった従業員は、一から料理を作る調理技術を持っていなかったのである。
そこで考え出された策が、毎月2回、あるメニューを格安で提供するサービスだったのだ。
特定のメニューを格安にすると、当然ながら、そのメニューの注文が多くなる。つまり、そのメニューばかり大量に作っていると、自然と調理技術が向上するというのだ。
もし従業員を研修センターに集めて、あるいはトレーナーが店を回って徹底的に訓練させようとしたら、莫大なお金がかかる。時間もかかるだろう。もちろん、トレーニングは行っているだろうが、短い時間で「徹底」することはできない。徹底するには経験が必要だからだ。
だから、価値を半額にしてでも、現場で鍛える方がいいと考えたのだ。苦肉の策だったかもしれないが、これこそ「損して得取れ」方式だったわけである。
客の立場からしたら「なんていいサービスなんだ」と思うようなことでも、裏には企業の狙いが必ず隠されているのだ。

【具体的アクションプラン】
損をしても得をとれる施策を考える!

#自己啓発 #読書記録 #残念な人の仕事の習慣 #山崎将志


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