【Vol.295】フレームワークを活用する!

【本のタイトル】
コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法

【著者】
名和高司

【引用文章】
フレームワークを利用して、いったん自らの立ち位置を明らかにすることは重要だ。しかし、それがあくまでも崩すためのものだ。崩すことを前提にしつつ、問題解決のスタート地点として、最初に構造化する。
構造化に当たっては、2軸を用いる。世の中を2つの軸できることによって、現象を関係性の中で捉えられるようになる。人間の視野と同様、2つの視点から見ることによって、物事は立体化して見える。例えば、「価値とコストの関係性」を独立した軸でとらえ直すことにより、新しい関係性が見えてくる。立体化なら、3軸の方がいいように思うが、普通の脳では、3軸だと視覚的に処理しにくいようだ。
軸の取り方はいくらでもある。ボスコンのマトリクスの2軸のように、切れ味のいい軸の取り方もあれば、感度の悪い軸の取り方もある。そこが、問題解決の質を決すると言っても過言ではない。
新しい競争軸を見出すことで、異次元のイノベーションを生み出すことも可能になる。例えばトヨタは、「時間」を新しい競争軸として打ち立てることで、規模の経済に立脚したフォード式生産の呪縛から逃れることができた。
ちなみに、コンサルは皆、世の中を大胆に切って見せることが多いので、気をつけたほうがいい。話を聞きながら、「この人は、どういう軸で世の中を切っているのか」と、一歩引いて、頭の中の構造をチェックしてみることをお勧めする。
ということで、2軸で見る。それをフレーム(構造)に落とす。これが問題解決の出発点だ。
この時、軸は、ある程度、数値化できるものであることが望ましい。我々が使うときには、できるだけ数値化する。数値化できないものにも、勝手に0から5までつけたりする。「あなたは5とつけますか。0とつけますか」という主観を聞くアンケートも、言って言い場のサンプル数があれば、それがFACTとなりデータとなる。

【具体的アクションプラン】
フレームワークを活用する!
→問題解決の出発点として、フレームワークを活用する!

#自己啓発 #読書記録 #コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法 #名和高司

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!