【Vol.296】部下の「使命感」に火をつける!

【本のタイトル】
コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法

【著者】
名和高司

【引用文章】
人が動く大きな動機は3つある。達成感、危機感、使命感だ。
このうち、「達成感」は、「山に登ろう、なぜならそこに山があるから」というように、明確な目標を掲げやすい。普通の会社が、目指しやすいプロセスである。しかし、そもそもなぜその目標を達成することが重要なのかが共有できなければ、組織メンバーを「その気」にさせるのは、困難だ。また、目標が達成されてしまうと、次の目標が必要になってくる。
その点「危機感」は、人を追い立てやすい。現状維持ではダメになるということが明確になれば、人は変化せざるをえないと腹を括るからだ。しかし、危機が目の前に迫らない限り、やはり「その気」にはならない。いわゆる「ゆでガエル」状態だ。たとえ危機感で突き動かされても、危機が通り過ぎれば、また現状維持の心地よい世界に戻ってしまう。いわば、ライザップで3ヶ月シェープアップした後、思い切りリバウンドしてしまうようなイメージだ。
これに比べて、「使命感」は組織全員を「その気」にさせやすい。
そもそも自分たちは何のために存在するのか。世の中に、どのように役立ちたいのか。そのような意識を共有できれば、ひとりひとりが自分事として変革に取り組むようになる。そしてその使命感は、高ければ高いほど、いつまでも燃え尽きることはない。
いずれにしろ、重要なのは、相手がやる気になるかならないか。正しく課題を捉えて正しく分析しても、相手がやる気になるかならないかで、成功と失敗は大きく分かれてしまうのである。

【具体的アクションプラン】
組織を動かしていく上で、達成感や危機感だけではなく、使命感に火をつけることを意識する!

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「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!