【Vol.152】相手を理解し、受け止める！

【本のタイトル】
任せるリーダーが実践している1on1の技術

【著者】
小倉広

【引用部分】
私たちは客観的な事実の世界に生きているのではなく、主観的思い込みの世界に生きています。同じ街に住んで、同じ人に相対していても、全く異なる印象を持つのです。ですから、私たちの意見や価値観を絶対的なものや客観的なもの、と思ってはいけません。主観から逃れることはできないのです。
また、価値観自体も常にうつろい、変化します。50代管理職の価値観と20代一般社員の価値観は異なっていて当然です。そこに上下や善悪、優劣はありません。国籍や人種、出身地や性別により価値観は異なっていて当然です。そこに正しいも、誤りもありません。ですから1ON1において、上司は部下に対して白黒をつけようとせず、相手の価値観、考え方がたとえ自分にとってネガティブに感じられても、共感的理解を持って、無条件に肯定的な配慮で受け止めることが大切です。そして、部下をジャッジしたり、陰性感情（怒り、焦り、不安、悲しみなど）を使って、自分や相手を動かそうとしないことです。
部下の行為と人格を分離し、部下の失敗と不適切な行為を分離して尊敬することです。部下の可能性を無条件に根拠なく信頼することです。部下に協力しようとすることです。これまでに学んだことを総動員して、共同体感覚を発揮するのです。

【具体的アクションプラン】
相手を理解し、受け止める！
→勝ち負けではなく、有益な方法を話し合い、協力的に解決する！

任せるリーダーが実践している 1on1の技術

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