【Vol.518】「たとえ話」を作る練習をする!

【本のタイトル】
雑談の一流、二流、三流

【著者】
桐生稔

【インプット(引用文章)】
雑談においても「わかりやすい話」は大切です。「この人なんの話をしているの?」「話の意味がわからない」と感じさせてしまったら、話は続きませんよね。
わかりやすい話をするにはどうしたらいいか?
それは絵で伝えることです。人間は文字で認識するより、絵で認識する方が圧倒的に速いからです。
文庫本と絵本、どちらが子供に人気があるかといえば、やはり絵本です。最近ではビジネス書でも「マンガでわかる〇〇」という本がたくさん出ていますが、絵のほうがパッとみて情報がキャッチしやすいのです。
会話でも、まるで相手に1枚の絵を見せるが如く、一発で伝わる話法があります。それが「たとえ話」です。
「たとえ話」といえば、グルメレポーターで有名な彦摩呂さん。
海鮮丼が運ばれてきた時に、「うわぁ〜海の宝石箱や〜」というフレーズ。この一言で「海の宝石箱」という絵を視聴者にイメージさせます。
これをウニが黄色く光っていて、マグロも美味しそうで、イカも新鮮で、イクラも輝いていて、、、」なんて細かく説明しても伝わりません。
例えば、「あなたの家族ってどんな家族ですか?」と聞かれたとします。「うちの家族はおじいちゃんとおばあちゃんがいて、父と母と、兄弟は3人で、あと姉の家族も一緒に住んでいて、とっても賑やかです」と伝えるよりも「うちの家族はまるでサザエさんですね」と伝えた方がサザエさん一家のような賑やかさが伝わって、一発でイメージできます。
たとえ話の作り方は意外と簡単です。「似ているものを連想する」だけ。
「うちの上司はいつも威張っていて、わがままで、人の話を聞かないんです」
→「うちの上司はまるでジャイアンです」
「会社の近くに、煮物と味噌汁が美味しくて、素朴な感じなんだけど健康的でいい感じの定食屋さんがあるから今後行ってみない?」
→「ザ・おふくろの味みたいな定食屋さんがあるんだけど今度行ってみない?」
といった感じで、似ているものを思い浮かべて伝えます。こうすることで相手の頭の中に絵が浮かびます。
たとえ話は、名スピーカーと言われる人ほど徹底的に研究しているテーマです。是非一度「この人話うまいな〜」と感じ入る人がいたら、会話にたとえ話しが何個入っているか意識してみてください。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
わかりやすい話をするために、「たとえ話」を作る練習をする!

#自己啓発 #読書記録 #雑談の一流二流三流 #桐生稔

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!