【Vol.588】オメガ3を摂取する!
【本のタイトル】
自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術
【著者】
上岡正明
【インプット(引用文章)】
脳を元気にさせるために私は断言します!
脳を活性化させたければ、オメガ3を食べなさい!と。
これが脳科学に基づく、脳を活性化させるための食の答えです。
オメガ3とは「オメガ3脂肪酸」のこと。主に、魚にたくさん入っている油です。皆さんもよくご存知のEPAやDHAは、オメガ3の油です。つまり、魚を食べれば脳が活性化するのです。
このことは昔から言われていますが、近年の脳科学の進歩で、オメガ3でなぜ脳が活性化するのか、そのメカニズムも明らかになってきました。
本書でもたびたび登場するシナプスは、実はオメガ3でできた膜によって覆われています。
オメガ3が不足すると、シナプスを覆う膜が硬くなったり、消失してしまいます。すると、ニューロン間の情報伝達がスムーズに行えなくなり、思考力や記憶力、集中力といった脳の機能が衰えてしまうのです。
魚食が減っていったこの30年で、うつ病や双極性障害の患者が増加しているのは、オメガ3の摂取量が減っているからだと指摘する専門家は数多くいます。
あなたは、最近、青魚を食べていますか?専門家の多くは、脳のシナプスの機能を維持するためにも、最低1日1食は魚を食べることを勧めています。サバやイワシの缶詰にも豊富にオメガ3が含まれているそうです。
ただ、正直、相当食事に気を配っているご家庭は別にして、私たちが日常において毎日魚を食べるのは難しいでしょう。
そこでおすすめなのが、えごま油の摂取です。えごま油は非加熱で食べるオメガ3の油。これをスプーン1杯飲むだけで、1日に必要なオメガ3を摂ることができます。直接口に含むのに抵抗感がある人は、野菜やスープなどと一緒に食する手があります。
もちろん、青魚のオメガ3を絞り出したサプリメントを摂取するのも手です。しかし、オメガ3は熱に非常に弱く、すぐに酸化してしまうため、長期間保存に適しません。
もしサプリメントで摂取する場合は少量のケースに入ったものを買い、開封したら冷蔵庫などで保存して、できるだけ早く飲み切ってしまう方がいいでしょう。
以上、脳を活性化させる「食の答え」をお伝えしました。もちろん、バランスの良い食生活を心がけるのは、仕事のパフォーマンスを上げるために必要です。暴飲暴食はやめましょう。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
脳を活性化させるために、オメガ3を摂取する!