夜の市場を歩く@バンコク
バンコクには多くの市場があるが、その中でも一番大きいのはクロントーイ市場だろう。先日、といってもかなり前ではあるが写真を取りに深夜にふらっと行っきた。
この市場は24時間空いているのだが、深夜に来たのはことのときが初めてであった。日中でも人が多いのに深夜はその比にはならないぐらい混雑している。バンコクの飲食店の多くはここに買い付けに来ていると聞いていたがその話は本当のようだ。
この市場は肉から魚、野菜から花まで新鮮なものは何でも売っている。特に肉の種類が多く、普段食べている肉もここから来ていたのだろう。
自分はどの国に旅行に行っても必ず市場に訪れるのだが、このクロントーイ市場の規模と活気は群を抜いているように思う。そもそもここは現地の店のための市場なので、観光客などはほぼいないのだが。
日本では見ることのない風景ではあるが、タイではこのように肉がむき出しで販売されている。日中は熱いので鮮度が不安であるが深夜ならばまだマシに見える。ちなみに最後の写真は鳥の丸煮。屋台でよく見るカオマンガイ(チキンライス)屋で吊るされている鳥はこいつだろうか。
時間は夜中の1時を回っているにも関わらず、市場の周りの道は混んでいた。タイでは路上で一日中寝ているような人もいれば、ここの市場のようにせわしなく夜中でも働いている人がいるから不思議だ。
なお、この市場は写真映えするのだが、活気がありすぎて殺気立っているのと働いている人達の邪魔になることになるので公におすすめ出来る場所ではない。あと匂いも強烈で、着ていた衣類はすぐに洗濯をしないと大変な事になりそうだ。
最後に、このネコは八百屋の飼い猫のようだ。バンコクで会ったネコの中ではトップクラスに美人。
了)
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