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高校の思い出〜後編〜


こんばんは、佐藤です。
今回は前回描いた思い出の後編を書いていきます。

前編はコチラ。


〜簡単なあらすじ〜
遅い時間に部活が終わり電車で帰る佐藤。しかし疲れからか電車で寝てしまった!
目が覚めた時には……知らない駅が目に入ってきた!わけもわからずとりあえず降りる佐藤、しかしそこは無人駅、そしてさっき乗っていた電車が最終!公衆電話もなく携帯も電池が切れて絶体絶命!?
一体私、どうなっちゃうの〜!?

次回、華のJKまさかの駅宿泊!?デュエル、スタンバイ!


そんな感じです。
では後編、はじまるぞい。





田舎怖過ぎ

路線図を見たら二駅先に来ていたことが判明。ならワンチャン徒歩で帰れんじゃね? と思った佐藤。外に出て真っ直ぐ進むと民家が4軒。その先に一本道路が。
右を見ても左を見ても暗い。自動車が通る様子はない、そして人の気配もない。街灯は本当に遠くに1つあるくらい。
怖すぎて駅に戻りふりだしへ。もう終わりじゃん……と絶望していました。

めっちゃ悩んだ

でも流石に駅宿泊も怖過ぎて無理だなって思ったので、死ぬほど悩み電気が付いていたお宅へ突撃することに……玄関前で30分くらいインターホンを押すか押さないか悩んでいたのはここだけの話。
ようやく押すと、怪訝そうな顔でおばあさまがでてきて、「あの……夜分遅くにすみません……かくかくしかじかなのですが……電話貸していただくことって出来ますか……」と事情を説明すると「あらあら……ちょっと待っててね」と固定電話をお貸しいただき、母に連絡。
既に駅に迎えにきていたのに時間になっても来ない私に「お前どこで何してるんだ」とお怒りのご様子。事情を説明すると「はぁ!?」「お前は馬鹿なのか!?」「いまどこ!?」「すぐいくからそこから動くな!!!!」と言われ電話を切る。
おばあさまにお礼を言って返すと「こんな遅くに誰かしらってびっくりしたわぁ……」と言われ「申し訳ないです……」と返すしかない佐藤。そりゃそうなんよ。

おばあさま、元気かなぁ

電話をお返しすると、おばあさまから「駅で待つの? うちあがって待ったら?」と神でしかないお言葉をもらうが、流石に申し訳なさ過ぎて辞退、駅で待つことに。
暫く待つと車の音がして、見るとマイペアレンツの車!
開口一番「馬鹿!!!!」と言われ、「電話がしてくださった方は!?」と言われ案内し、お詫びと感謝を告げる。「よかったわ〜!」とマジで人が良すぎるおばあさま、マジで神。
佐藤は帰りの車からしこたま怒られ続けました😔

後日改めて菓子折りを持って昼間にお宅を訪問し、その節はお世話に……と謝罪と感謝を再度告げて終わりました。
おばあさま、まだお元気かなぁ。

そんな今でも忘れられないやらかしの思い出でした。
電車系のやらかしはもう一つ新幹線通学してた時のものがあるのですが、それはまたの機会に。



おしまい。

サポートしてくださると佐藤が泣き咽びながら喜びの舞を踊ります。