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春めく景色にしあわせを感じる。

山々に囲まれた何の変哲もない田舎に住んでいる。

散歩していると、梅の花、オオイヌノフグリ、スイセン、ヒメオドリコソウなどの花々を見かけるようになった。
桜やほかの木のつぼみも膨らんできている。

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視界に色のある世界が現れると、明るい気持ちになる。もう少しで桜も咲く。長い冬を乗り越えたからこそ、春の喜びはひとしお。嬉しいなぁ。

ただただ季節の景色や草花を眺め、そのときの旬の作物を味わい、呼吸して生きているだけで、本当にそれだけで、幸せがこみあげてくる瞬間がある。
ささやかな日常にこそ幸せが溢れている。そんな気持ちになれる、自分の感性がうれしい。

これを手に入れたら幸せ、こうなったら幸せって、人によっていろいろとあるだろうけど、きりがない。
そしてそれは、今自分に”ない”ものに目を向けているけれど、今すでに”ある”大切なものに気づくことができれば、今この瞬間だれもが平等に幸せになれてしまうんだ。

私はなるべく自分や身の回りに”ある”ものにフォーカスして、それが当たり前ではなく存在してくれていることに、しみじみと、つくづくと、感謝して、味わいたい。今年の春も、儚く移り行くその美しさを存分に楽しみたいと思う。


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