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あの夜であえたら。また、あえたら。

舞台演劇生配信ドラマ「あの夜であえたら」、とうとう今日5日でアーカイブ配信終了。

私は、10月14日/15日の両日、東京国際フォーラムの一階席の前方で見ていたんですが、

・何が起こるかドキドキで、興奮したまま笑って終わった初日
・内容がわかっているから落ち着いて演者に注目できてラジオ愛に大泣きした千秋楽

どちらも、楽しかったです。

ほんとうに円盤にならずに、これで終わっちゃうんでしょうか。もったいない、という気持ちもあるけれど、あんなにすごいものがふわっと消えてしまう潔さがいいな、と思う気持ちもある。複雑です。


8月3日に運良く下見ツアーに呼んでいただいた時のnoteはこちら。

「ここも舞台として使うかも」とあちこち案内していただいていたんですが「へ、ここを?どうやって??」と当時は全然ピンときてなかった。

ステージに映し出される映像を見て、やっと「あ、あそこ走ってるー!」とわかりました。

たとえば、初めの方で、西くんが映像作り直しの件で超怒られてたのはここだったんですね。

西くんがスタッフに謝っていたリアル控室

都築が赤いジャンパーに着替えていた部屋は、ここでしたね。

なんだかかっこいい、ちょっといい控室

植村たちスタッフが激走していた長い長い通路。ここ、舞台の真下、端から端まであるので本当に長い。

向こうまで見えない

みんながワタワタしてた舞台袖も巨大。

広ーい。

あの広い広い空間をすべて使って、生で演劇をして、それを見てたんだなあ。ほんとすごい。

舞台に近いところにあった、藤尾涼太さんの楽屋



開演時間の前から始まっている、舞台監督の古家さんチームのお芝居に気がついた時は興奮したなあ。メインのお話が舞台裏で進行している間も、ステージではダンスしてたり、客席を駆け抜けていく人たちの風圧を感じたり、楽しかった。イマジナリー観客としてウェーブできてよかった。ハプニング(鳴らない電話、謎の外国人さん!)に気がついて客席でみんなが息を呑んで、そこからホッとした空気を共有できたのもよかった。千秋楽ではエビペンライトを2本振って、拍手ができなくてちょっとバタバタしました。藤尾涼太の二重跳びチャレンジを応援する謎の時間も最高だった。そして「めいっぱいすいこんだくうき!」と声を出せてうれしかった。「1242!」のあの瞬間も忘れられない。

アーカイブ配信では、現地ではよくわかってなかった客席いっぱいに広がるライトを目にしてじわっと感動。ステージの綾川さんを見ていたからよく見えていなかった植村さんの涙を見られて、これも感動。

現地で見ていたから感動した部分もあるし、配信ならではの感動もある。配信だと、チャットでみんなで感想を言い合えるのもいいですよね。どちらもすばらしかったなあ。


藤尾涼太さんと綾川千歳さん
例の佐久間さんと綾川さん

綾川千歳のANNN。ポッドキャストでずっと聞いていて、この子は本心で話してるのかなあとぼんやり思っていたこと・「渋谷のモディから先」「生エビ」「二重跳び」があのイベントに繋がっていることに気がついた時はびっくりしました。
生放送をリアタイして、「今は2025年」という設定に乗っかったのも楽しかったなあ。2年後、自分は何をしているだろうと、ちょっと想像したりもしました。それにしても、長々と架空のパーソナリテイーの架空のラジオ番組を作る人たち、とんでもない。「虚」と「実」のおもしろさ。

「虚像」と「実像」がいり混じる「あの夜」。ステージを見ていた私たちも、前半は「いないはずなのに、時々ライトを振る謎の存在」を演じ、後半は「綾川千歳のイベントを見に来たイクラちゃん、藤尾涼太ファン、ラジオ好き」などいろんな役目を演じつつ、「あの夜」を観ているという、不思議な世界。
もうあんな経験は、ないんだろうなあ。

観客が、作り手のみなさんから「信じてもらってる」って感じがしました。ここで拍手してくれるはず、ライトを光らせて振ってくれるはず。客席に座ったり走ったりしているのを受け入れてくれるはず。そう信じてくれた瞬間、ちゃんと応えられたかな。できていたらいいな。

あの夜が、終わらなければいいのに。

また、会えたら!

佐久間さんが朝の顔になっている2025年
木月さんからお花!

追記。
野々宮局長の「それが、一番いいことだとは言わねえけどな」が好き。
それから源さんのジングルで、手拍子ができたのも楽しかった。
「ということで、ここで一曲リクエストしたいと思います。ばかまじめ」ここでの会場大喜び大興奮大爆発、忘れられない。そして今、配信見ながら泣いている。なんていいシーン。

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