パート練の雰囲気。
今日はなぜかクラリネットパートのパート練習を仕切りに。そのときに思ったこと、感じたことをnoteに書きます。
パート練習の雰囲気づくり
まず、活発じゃないなって感じ。
なんというか、場が冷め切った感じ。24対1だったのもあるのかも知れない。けど、さすがにあそこまで冷え込んでると仕切る側も吹く側もやりづらそう。
「鉄は熱いうちに打て」
これは、もう何をやるにしても共通だと思う。
あったかい方がいろいろ柔軟になる。パートとしても、個人個人の意見もそう。パート内でのコミュニケーションもそうだと思う。
そのために、まずはあっためないと。冷め切ったままじゃ、すんごく居心地悪いしやりづらい。
セルフディスクロージャーのススメ。
なんだそのカタカナ語は。と思った人が大半だと思う。
セルフディスクロージャーっていうのは、効果的な自己開示のこと。
それが何の関係があるんだって思うかもしれない。
けど、じつは上の「雰囲気づくり」においてすっごく大事。
まず、あの場にいたすべての人がわかるだろう、独特の緊張感。あんなもの、ないほうが吹きやすい。無駄に心理的な緊張を起こしたところでなんにも意味がない。ないに越したことはない。
じゃあどうやってなくすのか。そこで、セルフディスクロージャーが役に立つ。
そもそも人間は、相手が自己開示してくれないと、自分から自己開示していこうなんて思う生き物じゃない。
たとえば、
コンビニの店員さん。Aさんは何を考えてるのかわからない表情で、値段を言ってお決まりのあいさつをする。 Bさんはすごくにこやかな表情で値段を言って、お決まりのあいさつをする。
果たして、どちらがより「ありがとうございます」と返したくなるだろうか。
きっと、Bさんのほうだと思う。それは、Bさん自身がほほ笑むことで自己開示をしているからである。
こんなふうに、相手が自己開示をするだけで、発言しやすい空気が生まれるのだ。
セルフディスクロージャーのススメ。実践編
じゃあパート練でどうやって使うのか。
じつは効果的な自己開示が10パターンある。
これを、メトロノームを巻いているとき、みんなが準備をしているときにすれば、場があったまることは間違いない。
1 お金や健康に関する心配事
2 自分がイライラしてしまうこと
3 人生において幸福になれること
4 自分が改善したいこと(体形・スキル・性格など)
5 自分の夢や野望
6 自分の性生活に関すること
7 自分の弱点、マイナスな点
8 自分が許せないこと
9 自分の趣味や興味
10 失敗談を話す
これらは抽象化されたものなので、各々で自分の体験を語ってほしい。それを聞き手が想像しやすければしやすいほどいい。
自分語りすると嫌われるんじゃないかって思うかもしれない。
けど、そこは勇気を出して、一歩前に踏み出てほしい。
きっとそのパート練の雰囲気が明るくなって、活性化につながると思う。
仕切らない人にできること
パート練をやるってなると、当然仕切らない人の方が多くなると思う。
仕切らない人たちがパート練の雰囲気をあっためる方法はないのか。
捜そうと思えばいくらでもあると思うが、一番大事なのは、笑える時に笑うこと。
笑うってことは健康にもつながるし、必要な筋肉をほぐすこともできる。いわば、ウォームアップみたいなものにもなる。
それに加えて、圧倒的にパート練の雰囲気をよくすることができる。
いまもし、面白いことがあっても「はやくすすめて」って冷たく言う状況にあるなら早急にやめて、もっとたくさん笑おう。
サウンドも、きっとよくなるはず。
きょうの感想
クラリネットパートの圧倒される人数は、すごいプレッシャーだった。でも個人的に、成長できた時間になった。よかった。
ただ、音色やサウンドについてやりきれない部分があった。
どうしたらいいんだろう。
元テナーサックスのテューバの後輩曰く、テューバパートにきて、「こんなに息を使うなんてびっくりした」らしい。
それくらい、普段想像している肺のキャパシティが小さいのかもしれないなと思った。
本当の自分のキャパシティを見極められるように、感覚をつかめるようになるような練習も必要なのかなぁと感じた。
もう一回チャンスが欲しいです。どうにか改善したい。