【制作話】ソレイジョウ(5作目)

こんばんは。佐藤原材料です。



二夜連続の記事投稿です。勤勉です。




実はわたくし、5月に開催される「ボカデュオ」という(歌い手・絵師・動画師・MIX師・ボカロPなどなど…がチームを作って1つの作品を仕上げるというドリームマッチ的な)企画に、ボカロP兼MIX師として参加することになっているのですが、

↓詳細はこちらのツイートにて




ボカロPとは元来孤独を愛する孤高な存在(偏見)なので、



多少制作のスケジュールが押して、投稿予定日が1万年と2千年ほどズレ込んでも、自分一人の責任なので、まぁあと8千年後くらいまでに投稿できれば良いか!ミクを知ったその日からわたくしの地獄には本当に音楽が絶えないなぁ〜、などとハナクソをほじっていられるのですが、



ぜってぇに押せねぇスケジュールがそこにはあるわけで、



さらには普段とは違い、皆が納得出来るような曲を作らなくては!



という二つのプレッシャーで頭髪を犠牲にする思いで制作に勤しんでおりましたが、何とか形になり、しかも良い曲が書けておるので、ようやく自身の制作を進められるようになったわけです。





ここまでが最近のわたくしの勤勉なあらすじです。





さて、そんなわけでやっと制作に踏み出せた『ソレイジョウ』という楽曲の制作話について今回は書いていきます。



実はこの曲、オケとメロは昨年の12月中旬頃には完成しておりました。

あとは歌詞を書いてミクさんに歌って頂くだけの状態だったわけです。





歌詞が書けん…




以下、12月中旬のわたくし。

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まぁ未来のわたくしがなんとかするだろ!なんかメロ的に、

「○○○○っても〜♪」

って感じの歌詞が書けそうだし、仮タイトルは、

「(仮)てもても」にしとこっと♪

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ふ ざ け る な よ ?






過去のわたくしの安易な「(仮)てもても」のせいで、



〜しても や 〜でも 〜だとしても




的な言葉しか出てこなくなり、

なんだか当たり障りの無い、というかつまらない歌詞ばかり量産してしまい、




それじゃあ世間は許してくれませんぜ? と、




そしていつからか、「どんな歌詞なら聴いてくれた人が納得するんだろう」と考えるようになったわたくしは、


「納得の行く歌詞が書けない状態」が1月末まで続きます、






そしてわたくしはキレます。






「なんでこんな無名でよわよわボカロPなのに誰かの顔色を伺って曲を作っているのか」と、わたくし自身にキレました。






その瞬間、閉ざされた空間で頭を抱えていたはずのわたくしの前に広がったのは、





突き抜けるような青い空。






「おめでとう。」






そこには母と父がいて、







綾波とアスカ、あとミサトさんもいました。







もちろん冬月もいました。






これをそのまま歌詞にしよう、そう思いました(エヴァのことではない)。





そんなこんなで、

Aメロ頭の

「ひとりぼっちを受け入れたらすこしラクになったと思えるかな?」

という歌詞が出てきました。




独りよがりだとしても、

誰かの顔色を伺って、誰かが好きそうな、誰かの言葉を借りた歌より、

自分自身から出てきたモノを大事にしてくれ〜という自分自身へのメッセージ。


そして、


そんな独りよがりな歌を聴いてくれるあなた様への感謝の気持ちは、

きっとどれだけの言葉を集めて伝えたとしても、多分その言葉以上、それ以上にはならないから、

この、あなた様への気持ちは「それ以上」だけど、言葉で言い表せない「ソレイジョウ」なのだよ。

という、思いを込めております。







めずらしくクソ真面目領域展開を披露してしまった…






恥ずかしいね、うへへ。






さてさて歌詞の話は照れも出てきたところでこの辺にして、

オケの話とかミックスの話なのですけど、





オケに関しては

今回はまずコードを並べるところからはじめたのですが、

Logic (使用しているDAW)に標準で入ってるエレピの音が意外と好きで、

それを軸に進めていきました。



そして基本的にエレクトロっぽいサウンド感なんですけど、

ドラムのスネアなどの太鼓類が生音系(キックとハットは電子系の音)で、尚且つスウィングしているっていうのがミソです。




何故って?

そりゃぁオメェ…








ハネてるリズムはきもちいいからです!(偏差値2)







そんでもってわたくし2番のAメロ(皆が1番を聴いて少し飽きてきた刹那)に何かをブチ込むのが好きで、



頑張ってゴリュゴリュのベースをスラップ!はできないので…

ピック弾きでそれっぽく聴こえるように頑張って弾きました。




コメントとかでも褒めて頂けていて嬉シス。






今回は全体的な音数が普段に比べてかなり少なかったので、

ミックスの時は上を出してキラッとさせるというイメージよりも、

いかに下の方を安定させて、上をキラッと聴かせるか、みたいなことを意識しながらミックスしました。





ただ今回ミックス作業、前回から約一ヶ月半ぶりくらいだったんですけど、




たった一ヶ月半でミックスについての全てを忘れていることに驚きました。あと泣きました。





1月中に投稿間に合ったの奇跡過ぎます。





今回の教訓としては、なるべくちゃんと一定のペースで制作をしていかないと、

どこかの工程の知識が綺麗に抜け落ちるということでした。






わたくしの脳みそ低スペ過ぎ…まぢ無理っらぃ…







めでたしめでたし(長文且つ駄文にお付き合い頂きありがとうございました)。

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