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3月、JR東日本の「きゅんパス」を使って仙台へ日帰りの旅を楽しんだ。

同行したのは高校時代の友人。そして彼女とは30年ぶりのふたり旅。
かつて一緒に巡った東北の地をまた一緒に行くことになるとは・・。
30年前の私たちに教えてあげたい気分、ふふふ。

今回は仙台から少し足を伸ばして定義にある西芳寺へ。
市内からバスで90分も行けばそこは雪景色、空気もクリアで本当に気持ちよかった。お参りして、ご祈祷して、お抹茶飲んで、揚げまんじゅうや厚揚げを食べて、空気も食べ物も体に染み渡るような清々しい美味しさだった。

そして仙台市内へ戻ってきて瑞鳳殿に行った。ここはには伊達藩3代の御廟がある。伊達政宗公の御廟の前の梅の木では2〜3輪の花が開いていた。

恐らく御廟のお庭を管理されていると思しき人が、その梅の花の写真を撮っていた。そして「開花です、開花です」と言っていた。

そう、私たちが訪れた日が
まさに瑞鳳殿の梅の開花日だったのです。

桜の開花宣言も嬉しいけれど、
私にとって梅の開花宣言は
何十倍も嬉しかった。

一緒に旅した友だちは昔からとっても優しい人なんだけど、今回もそれを体現するような出来事があったりして、彼女の優しさが全く変わっていないことがとても嬉しかった。

彼女の気取りのない確かな優しさは
梅と似ているかも知れないな。


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