見出し画像

コミュ障タイプASDのロジカルソリューション

背景「事実を言っただけなのに怒られた」

先日 #ASDのパワー系ソリューション なるタグがXでトレンドになっていた。どれもこれも
「言いたいことを言わずに黙る」
というものばかりだった。もっと良い解決法があるので書く。私もASDの診断が出ているが、診断書の中で「知能でカバーしている」というような文言があった。自覚はある。一般人のコミュニケーションをネイティブに理解できるかというと疑問だが、数々のコミュニケーションを学習して、こう来たらこう来る、というパターンで感情などをシミュレーションできるようになっている。大学院の先輩などにも同様のことをしている人はいて、ASDの処世術としては割とあるあるのようだ。
 この処世術をまんまやれと言っても多くの人には無理だと思うが、一般論に出来る部分がある。それをASDの人が受け入れやすいように指摘する。

「役に立つ」事実は言っても良い。

「事実を言っただけなのに怒られた」
というのをよく聞くが、勘違いしていないだろうか。会話には、目的がある。それはASDの人でも受け入れやすいだろう。ただ、非明示的なので困る。はっきり言って、悪いのは健常者側である。言ってもいないことを理解しろというのは無理である。私の場合は例によってパターン解析出来るので対応可能だが、できる方が異常なのであって、無理なものは無理である。
 ただ、出来ることがある。
「脈絡もなく話題に出ていない事実を提示するな」
というものである。例を出そう。まずは私の発言。

それに対する引用での指摘が問題である。

この人に恨みがあって例に出したわけでもなく、また攻撃を推奨するものでもないことを断っておく。ただ、あまりに良い例なので紹介する。

さて、私の発言の意図はなんだろう。この場合は明確だろう。
「意味のないアドバイスをしてくる人との付き合いをやめよう」
ということである。
さて、いせたこさんの返信のどこが「脈絡もない話題に出ていない事実」だろうか。答えは…
「発達はスペクトラムだから誰でもそうなのは当てはまる」
↑これは私も知っている事実である。口調が謎に反論のような感じであり、またバカの言っていることは正しい、という意味の分からない発言をしているが、それは一旦置いておこう。
ここで重要なのは、「いせたこさんは間違っていない」ということ。
私の発言も、いせたこさんの発言も、同時に成り立つ意見であって、特にお互いに喧嘩するようなものではない。ただ、関係ないのである。
 このように、関係のない話題を関係しているかのように相手に提示するのは、通常嫌われる。
同じ発達障害への言及であるのは間違いがないが、私の発言の意図は
「意味のないアドバイスをしてくる人との付き合いをやめよう」
であって、それに対して発達障害に関する一般論をまるで相手に反論するかのような態度で言っても、
「…?それは正論だな。ただ、それを認めても私の意見は覆されないぞ?何の関係があって、私に何をしてほしいんだろう…?」
となってしまう。今になって思えば、いせたこさんは恐らく
「佐藤はADHD全般に対する一般論として言っているに違いない」
と考え、それを良くないと思っていたらしい。それを純粋に指摘されれば私も受け入れて、リプライなどで補足を入れただろう。ただ、それを私に伝えることなく怒りに任せて初対面ですごい口調で一足飛びに主語が大きいなどと言ってしまったので、反感を買って伝え損ねたのだろう。繰り返すが、コミュニケーションに障害があり攻撃的な人格で汚言が多いだけで、この人は間違ったことを言っているわけではない。ただ、態度や意見の言い方がおかしいと、伝わるものも伝わらないということである。これを学びにしてほしい。最後にツリーを乗せておこう。

私の引用元の発言が見えなくなっているのは、謎。

重要なのは最後の一言である。

たとえ事実であったとしても、今話題として上がっていることに関係がなく、提示しても相手を利さないことは言うべきでない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?