【要約】スティーブン・R・コヴィー先生の「7つの習慣」は全人類の必読書の一冊!
どうもこんにちは。チカトサです。
今回は、スティーブン・R・コヴィー先生の「7つの習慣」の要約をしていこうと思います。
言わずもがなの、世界的大ベストセラー本です。
究極の自己啓発本と言われることも多く、ビジネス本の代表とされる1冊です。
本棚に置き、定期的に読み返し、自分の行動を振り返り、その都度修正していくことがこの本の効果的な使い方だと思われます。
この本を読み、実践していくことで、成功した人生を歩むことができます。
何を持って成功と言うのかは人それぞれですが、間違いなく成功した人生を歩むことが出来ます。
というわけで、この記事では「【要約】スティーブン・R・コヴィー先生の「7つの習慣」は全人類の必読書の一冊!」について書いていきます。
スティーブン・R・コヴィー先生の“7つの習慣“とはどんな本?【概要】
「7つの習慣」は 、1989年に出版された世界的なベストセラー本です。
多少違和感のある日本語訳がやや難点ではありますが、集中して読めば全約500ページを【約1.5週間】で読み終えることができます。
スティーブン・R・コヴィー先生のプロフィールも紹介しておきます。
スティーブン・R・コヴィー
自分の運命を自分で切り開くための奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯を捧げ、タイム誌が選ぶ世界でもっとも影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれている。国際的に高く評価されるリーダーシップ論の権威、家庭問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。
2012年7月、79年の生涯を閉じた。
“7つの習慣”の 目次は以下の通りです。
7つの習慣
まず初めに、7つの習慣とは以下の通りです。
この内の
第1,2,3の習慣 → 私的成功
第4,5,6の習慣 → 公的成功
としています。
〇成長の連続体
「7つの習慣」は、断片的な行動模範を寄せ集めたものではなく、1つ1つを実践していくことで、段階的に成長していくアプローチです。
第1,2,3の習慣で自分が成功し、第4,5,6の習慣で周りを成功させ、第7の習慣で第1~6までの習慣をより高い次元で理解し実践していく、というプロセスを踏む訳です。
また、第1~3の習慣を完璧にしないと第4~6の習慣に移れない、という訳ではなく、全ての土台になるのが第1~3の習慣ということです。
P/PCバランス
7つの習慣は私たちの人生を良くするために効果的な習慣ですが、P/PCバランスをとることで初めて効果的だとしています。
例えば、
お金という成果(P)を望む場合に、収入を得るための能力(PC)に投資しする
といった具合です。
飲食店であれば、利益だけを追求して人件費を下げ、食材原価を下げたところで、目先の売上は伸びるかもしれないですが、長期的に見ると売り上げは落ちていきます。
ここで大事なのは、
Pだけを追い求めるのではなく、PCにも継続的に投資していく必要があるということです。
影響の輪
第1の習慣は"主体的である"
というものです。
主体的とは、自分の意志、判断に基づいて行動することを指します。
カッとなって反射的にキレだしたり、欲望に負けて衝動買いをしてしまうことは、主体的ではなく反応的な行動です。
人は誰でも関心のある領域と、感心のない領域があります。
関心のある領域の中には、自分でコントロールできるものが一部あります。
これを影響の輪と言います。
主体的な人は、影響の輪の領域に労力をかけます。
そうすることで、影響の輪がどんどんと広がっていくのです。
一方、反応的な人は影響の輪の外に労力をかけます。
自分ではコントロールできない外的な要因に意識を向けたところで、時間と労力をただ消耗するだけです。
この影響の輪をいかに広げられるかが、主体的であるかどうかの鍵を握っています。
"インド独立の父"と呼ばれたガンジーは、田畑を歩き回り、多くの人と信頼を構築でき、協力を得られるような人格者であったからこそ、影響の輪を広げ、インドに独立に導きました。
ビジネスにおいても同じことが言えます。
起業をして、仲間を増やしてビジネスをスケールさせようとすると、自ずと影響の輪は広がっていきます。
逆に会社に寄りかかり、降ってきた仕事を淡々と行うだけでは、影響の輪は狭くなる一方です。
影響の輪を広げる為には、
主体的に行動を起こし、周りを巻き込んでいく情熱や人格が必要なのです。
原則中心
第2の習慣は"終わりを思い描くことから始める"
というものです。
自分の葬儀に参列している人達に、どう思われたいのか。
弔辞ではどんなことを言ってもらいたいのか、を考えるのです。
〇ミッションステートメント
終わりを思い描くことから始める習慣を身につけるには、個人のミッション・ステートメントを書くのが最も効果的です。
ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表したもので、言ってしまえば、自分なりの憲法です。
法律を作る上でも憲法に反していないがどうかが、立法する上での前提条件になります。
個人のミッション・ステートメントを書く時は、まず自分の影響の輪の中の中心から始めなければなりません。
それが自分自身の最も基本的なパラダイムです。
その中心に置くものが何であれ、安定、指針、知恵、力の源になります。
人生の中心に正しい原則を据えれば、人生を支える4つの要素(安定、指針、知恵、力)を伸ばしていく堅固な土台ができます。
原則は不変であり、人間や環境よりも大きなものです。
正しい原則を知り、原則中心のパラダイムを築くことで、周りの環境に影響されることなく、客観的に選択肢を検討することができます。
原則中心の人は、
ゆるぎない不変の中心から生まれる心の安定、指針、知恵、力を持っており、主体性に溢れ、極めて効果的な人生の土台が出来るのです。
第Ⅱ領域
第3の習慣は"最優先事項を優先する"
というものです。
「最優先事項を優先する」とは当たり前のことに思えますが、私たちの日常は常に“やらなければいけないこと”に追われています。
つまり、最優先事項とは目の前にあるタスクではなく、長期的に見て重要なことを指します。
下記のマトリクスで言う、第Ⅱ領域が最優先事項ということになります。
もちろん緊急かつ重要なのであれば、第Ⅰ領域を優先することは当然ですが、そればかりに注力をしていると、残りの時間は第Ⅳ領域に使ってしまします。
リーダーシップの仕事は、「優先すべきこと」は何かを決めることであり、
マネジメントは、「それを優先して行えるようにする」ことです。
誰しもが時間がないからと後回しにしてやり残しているものがあるかと思います。
ビジネスにしてもプライベートにしても、いかに第Ⅱ領域にアプローチするかで人生は変わるのです。
言い訳をタラタラと述べる暇があったら、第Ⅱ領域に山積みにしてあることに取り掛かるのです。
今の人生はこれまでの結果であり、未来の結果は今から作るのです。
スティーブン・R・コヴィー先生の“7つの習慣“を読んだ感想
この記事では、スティーブン・R・コヴィー先生の「7つの習慣」について書いてきました。
「KING OF 自己啓発本」と言われるだけあって、かなり意識高い系の内容になっており、読んでいる時もとても耳が痛くなりました。
この記事では一部しか紹介しきれませんでしたが、本書では仕事面だけでなく、友人関係、夫婦関係、家族関係等についての課題解決のアプローチとして、「7つの習慣」が取り上げられています。
特に興味深かったのが、第4の習慣である"Win-Winを考える"の章で、人間関係においての信頼講座を高めるために、
という4つの反応をしない、というのがまるで僕に対して言っているのだと胸に突き刺さりました。
信頼講座の残高を高めるためにも、これらの反応には注意したいと思います。
というわけで、今回の記事は以上です。
ぜひ、また見に来てください♪