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アプリで差を付けろ❕❕【現場で使うiPad術】concepts(コンセプト) 編

今回は【最強】の手書きアプリ
と言っても過言ではない

『concept(コンセプト)』

の魅力と活用法を解説していきます

とはいえ、どんなものでも完璧は無いので
はじめにデメリットを説明しておくと

「有料」

だという事です

無料でも使えますが操作感を試す程度だと思ってください

無料範囲ではできる事が少ないので実用的ではありません

有料アプリはちょっと…と思うあなた

課金するだけの価値
はあります

今なら1週間のお試し期間もあります
(前は3日だった気がする…)

課金のスタイルもいくつかあるので
後半でまとめておきます

それでは
コンセプトの魅力を伝えていきましょう

【コンセプトの魅力】

1.無限キャンパス
2.多彩なペン
3.すぐれたUX
4.ベクターデータ
5.インポート・エクスポート
6.定規
7.レイヤー

1.無限キャンパス

コンセプトの最大の魅力はなんと言っても

『無限キャンパス』


その名の通り無限に広がるキャンパスに
自由に絵やメモ書き、更には写真まで貼り付けることができます

打ち合わせやアイデア出しなどに、もってこいの機能です

2.多彩なペン

お絵かきアプリという事もあって
ペンの種類も豊富です

ザッと紹介しておくと

ペン ・・・ ボールペンの様な感じ
万年筆 ・・・ 万年筆に様な軌跡
ダイナミックペン ・・・ 筆圧対応のペン
固定幅 ・・・ 一定の幅のペン
ワイヤー ・・・ ズームしても幅が変わらない
ソフト鉛筆 ・・・ 2B程度の鉛筆
ハード鉛筆 ・・・ 2H程度の鉛筆
マーカー ・・・ マーカーペン(不透明度100%でも透ける)
水彩 ・・・ 水彩ブラシ(にじむ感じ)
エアブラシ ・・・ エアブラシ風(周囲がぼける感じ)
塗りつぶし ・・・ 囲った範囲を塗りつぶす
ドット ・・・ 等間隔のドット線

note コンセプト線種


上記以外にも有料のブラシも用意されていますが
絵を描くのでなければ標準で十分です

3.すぐれたUX

そもそも「UX」って何?
という人の為に一言で言えば

「操作感・使い勝手」です

コンセプトは実にすぐれたUXになっています

直感的にツールの切り替えや機能のオンオフができます

使い方でつまずくことは、ほとんど無いと思います

4.ベクターデータ

難しい話になりますが
コンセプトのデータはベクターデータです

なんじゃそりぁ⁇

と思う人の為に簡単に説明すると

[ベクターデータ]は「線」のデータで構成されているので拡大してもボケたりはしません

ベクターデータと比較される[ラスターデータ]
「点」の集まりのデータなので、細かい表現は出来るものの拡大するとボケます

無限キャンパスなので、拡大縮小に影響されていては意味がないので、当然といえば当然の仕様ですね

スケッチを書いて説明する場合に拡大でボケるのような絵ではダメですよね

ベクターデータであるコンセプトは、打ち合わせ時のスケッチにはもってこいです

5.インポート・エクスポート

◎インポート

僕がもっとも使うインポート機能は

「その場で写真を撮って張り付ける」です

他にも

JPG,PIG,PSD,PDFファイルの読み込みも可能で
各種図形もあります

有料ですが

「人体シルエット」や「木」さらに「電気記号」

なんかも用意されているので、頑張れば建築図面も描けます

◎エクスポート

出力方法も

JPG,PNG,SVG,DXF,PSD,PDF形式

に対応しています

コンセプト エクスポート


中でも多様しているのはPDF出力です

スクリーショット範囲に対応しているので
出力したい範囲を画面に収めれば
見た目良く人に渡す事ができます

建築関係の人は気になるDXF出力ですが
寸法指定しながら描けばいいかもしれません
しかし、経験上は使えるレベルにはなりません
最初からCADで書いたほうが数十倍速いです

6.定規

定規機能があるので直線を引くのに困りません
さらに円弧・角度・円形・長方形を描く定規もあります

7.レイヤー

レイヤーは無限に作れます
しかも「ペン種」を変えると自動で分けてくれます

とはいえ

がっつり絵を描く分けじゃないのにレイヤー分けなんて必要ある?

と思われた人に
「僕のレイヤー分けポイント」を教えておくと
取り込んだ写真の上に描く時です

具体例を挙げると

現地の写真の上に提案したい[A案][B案][C案]を書いておき

レイヤーを切り替えながら説明していきます

iPadで写真上に書いて説明するだけでもインパクトがあるのに、さらにレイヤーで瞬時に切り替えながら説明できると印象付けには効果抜群です

料金

課金について紹介しておきます
金額の変動もあるので購入の際は確認してください

課金タイプは【買切り】と【サブスク】があります

【サブスクリプション】は全機能が利用可能です
2021年11月時点で

月額550円
or
年額3400円(52%OFF)

となっています

いっぽう【買切り】は注意が必要で
基本パックは1800円(僕が購入した2020年5月時点)

追加機能はそれぞれ課金になります

記事内でもいくつか挙げましたが
・ブラシの種類
・インポートオブジェクト
・PDF出力
などが追加機能になるので、必要あれば課金することになります

僕は基本セットとPDF出力の買い切りで1年以上利用していますが
十分、こと足りています

今後のアップデート

最後に今後の期待を込めてアップデート情報を少し

2021年11月時点で端末間でファイルの同期ができません
しかし、公式HPを見る限り現在進行形で開発しているようです
iPadとiPhoneさらにはPCとの同期ができるようになれば
本当に【最強】になれるのではないでしょうか

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます

今回は、お絵描きアプリ『concepts』を紹介してきました
デザインや建築業界に限らず、マインドマップなど「アイデア出し」にも使えるので多様性のあるアプリですのでかなりオススメです

今後もiPadの活用術をどんどん紹介していきますので
興味のある方はぜひフォローお願いします

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