ポートランド市内で3社シェア電動キックボードを試乗してみた
2017年頃から電動キックボードのシェアリングサービスが世界に現れ、LUUP調べによると
2025年で世界の電動キックボード市場は、
シェアリング市場だけでも(販売市場を除いても)
4-5兆円の市場規模まで成⻑する見込みらしい。
そしてその頃の日本でのシェア電動キックボードの市場規模は約1兆円を予測。
うーん、本当か?!そんな規模になるの?!
今回、ポートランド旅行で3社のキックボードのシェアリングサービスを使って見たので記録しておきます。
1番驚いたのは、日本だと返却する目的地ポートが決まっているけど、こちらだと基本的に何処に乗り捨ててもオッケーなこと。
日本人的な感覚丸出しの僕は驚愕した。
歩道の端っこに乗り捨てられた2台を発見!
この置き方は日本だと大クレームになりそう。
歩道を歩いているアメリカ人を見てると
2台のキックボードを何も感じることもなく避けながら歩いている…凄い…
スマホの専用アプリで何処に乗り捨ててあるか簡単に分かるんだけど、歩いていると突如現れるキックボードが、ゲームの世界のアイテムに感じました。
「キックボード発見!疲れたから乗ろう」
まるでゲームの世界でアイテムを拾ったような感覚。
それと同時になぜ、こんな乗り捨て方をしてるんだろう?!と考えてしまうから不思議…
(↓奥と手前で乗り捨て方のお行儀が全く異なるキックボードに出会う)
ポートランドでは、大きく3社(Spin、Lime、Bird)あり、使い方もほぼ日本と一緒。
アプリで近くのキックボードを探して、ハンドルに付いているQRを読み込んで乗るだけ。
各社、専用アプリがあり使い方もほぼ同じで簡単。わずらわしい個人情報の入力不要、Apple Payで支払えるので15秒で設定完了。
外国人が現地ですぐに乗れる2輪モビリティーの価値って凄いなと実感しました。
乗り捨てる場所まで来たら
「END RIDE」を押して終了。
価格は3社ほぼ同じで、日本のLUUPと比べると3倍位の金額でした。高く感じるけど決められていない場所で乗り&捨てができてとても新鮮で面白かったです。
何となくですが、各社を比較。
結論から言うと「Bird」最高!」
あの乗り心地はクセになるっ!
✅Spin
→スピード遅め
→1番台数があるが金額は高め
✅Lime
→スピード中速
→乗っている人が多い
→鍵の開閉が少しめんどくさい
✅Bird
→スピードが速い
→フォルムがメタル調でスターウォーズみたい
→タイヤが太く走行に安定感あり
→1番台数が少ない?!
→アプリが日本語対応
今回比較して乗り心地が1番最強だったBird。
実は世界最大の電動キックボード シェアリングサービスを展開する米国の会社だった。
知らなかった…
世界300以上の都市で利用。
実は2021年から日本にも上陸しており、現在米軍横田基地内、今年の1月から千葉県勝浦市で実証を開始してるようです。
現在、日本では電動キックボードは原付と一緒のカテゴリーですが今年の7月以降は「原付」「電動キックボード(特定小型原動機付自転車)」という2つの区分になるみたいです。
規制緩和により
•車道は時速20kmまで(現在は時速15km)
•歩道も時速6kmまでならOK(現在はダメ)
•免許不要(現在は必要)
になるようです!
今回、日本では1回しか乗ったことのなかった電シェア電動キックボード。
ポートランドにて毎日のように体験し色々調べるキッカケになりました。調べれば調べるほどこれからの2輪モビリティーの世界にワクワクしました!今後の面白い世界に期待!
-終わり-
※追記
乗り捨てられたキックボードの充電はどうしてるの?という疑問。調べると審査を通過した一般の方が、回収して家で充電。その後同じ場所に戻すそうです。1台5ドル程度のお小遣いになるみたい。中にはトラックで一気に回収する人もいるとか。
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