韓国語の漢字語を見ながら考えていたこと:「험」=「㑒」か?
日本人韓国語学習者の強い味方である漢字語。そんな漢字語を眺めながら考えていたあることについて、検証しつつまとめてみました。
「험」=「㑒」だと思っていた
「험」という音は「㑒」が含まれる漢字に対応していると思っていました。
例えば、
위험 → 危険
경험 → 経験
탐험 → 探検
のような感じです。
剣、検、険、倹、験あたりの「㑒」がつく漢字はみんな韓国語では「험」と読むのかなと思っていました。
が、調べたところ、剣、検、倹は「검」と読むようです。
検は、「探検」のときには「험」ですが、これは例外(?)で、他の場合には「검」になるようですね。
以下に、「검」を使った、使えそうな単語を載せておきます。なんだか「検」のつくものばかりになってしまいましたが…
검사 検査
검진 検診
검찰 検察、検察官
검토 検討
검사 検事、検察官
검증 検証
검색 検索
では、「험」が「㑒」のつく漢字以外に由来していることはあるのでしょうか。
Kpediaを検索してみたところ、「험」が使われている単語はほとんど漢字の険と験に由来しているようだったので(探検以外)、「험」が出てきたら険か験かな?と考えて間違いなさそうです。
まとめ
「㑒」が含まれる漢字は必ず「험」と読むわけではないが、
「험」は「㑒」が含まれる漢字(険、験)の読みである
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