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あけましておめでとうございます

最近、時間が過ぎるのはめちゃくちゃ速く。
「去年も一年、まだ何もしてないのに気が付いたら年が明けてた?!」のように感じたのだけど、改めて振り返ってみたら・・・
ギターや歌では案外色々挑戦した一年だったかも。
備忘録がわりに振り返ってみました。


2023年の振り返り

ストロークを手に入れた!

私はアコギでは少数派かもしれない、ピックストロークではなく指弾き・アルペジオから入ったアコギ弾きで、ストロークはずっと苦手でした。
指弾きの時は当たり前にやっている簡単なコードチェンジでもピックを持った途端に左手まで動かなくなるし、破壊的な音しか出なかった。

一年前位から改心してストロークの練習も始めて、それなりにはストローク出来るようになったかな。

バンドセッションに挑戦しました

これまで、せっかくアコギを背負ってバンドセッション会にお邪魔しても、バンドでは演奏してもらって歌うだけ、ギターでは何故か弾き語りしかしない「孤高のアコギ弾き風」を装っていましたが

(;ω;)単に皆に混ざれないだけでした。
バンドではストロークが出来なければお呼びじゃないし、そもそもバンド内では何をどう弾いたらいいのか分からないし。

聴いて分からなければ見て理解すればいい、とバンドスコアを手に入れたのですが、バンドスコアに書いてある「Guitar」はどう見てもエレキギターのパート譜で、アコギパートは書かれてすらいないのに絶望し。

ギターの先生や周りの人達に色々教えてもらって、弾ける曲はまだ少ないですが、どうにかこうにかバンドにも参加し始めることができました。✨
・・・私が弾ける数少ない曲の中から歌う曲をリクエストしてくれた方達もいて、嬉しかったです。ありがとう❤

まだまだ緊張していて、キメの時とか、アコギが独奏になる場所があると心拍数20位ハネ上がりますけどね・・・。
弾き語りではいつも一人で弾いているくせに、バンド編成の時に一人で音を出すのはそれとはまた違う緊張感がありますね!

合奏に挑戦しました

いろんな人にお声掛けしたりされたりして、ツインギターなどの合奏にも挑戦しました。
一人で弾き語る自由さも楽しいけど、合奏にも合奏の楽しさがありますね。

合奏っぽいことはもっと以前からやってはきたのだけど、「私は私が練習してきたとおりに弾くので精一杯だから、私をフォローして私に合わせてね!!」と上手い人に一方的に合わせてもらう方式。
テニスで言うなら「コーチとならラリーができます」状態だったのが、この一年で、少しずつ私の方でも音を聞いて合奏っぽい合奏が出来るようになってきている・・・かな?

人生初!!コーラスができた!!

私はずーっとハモれない人で、過去に練習してみた時も撃沈したし、ハモれないまま一生を終える(笑)と思ってきたのですが・・・

何年もギターと格闘してきた結果、「移動ド」に直したら音を取れるしハモれる、位には音階の感覚が育っていたことに気付いた年でもありました。
思い立って一週間後には中島みゆきさんの「五才の頃」「おまえの家」の二曲に挑戦。
崩壊するかもしれないハモりチャレンジでメインを歌って頂いたお二人には感謝です❤
今後、ハモれる曲も増やせていけるといいな・・・。

歌ではひそかに「歌ってもっと自由でいいんじゃね?」を追求していました

歌では、これまでカラオケやバンドの伴奏が始まると「音とリズムを正確に」歌うことに集中してきて、もちろんそれが要らないとは言わないのだけど
あれ?歌って、もっと自由に、歌いたいように歌ってもいいんじゃね?
なんだかそんな風に思い立って、色々実験をしていた一年でもありました。

自分では表現の幅が広がった気はしているんだけど、どうだったかな。
その評価は聴いて頂いた方達に委ねたいと思います。

聴く方の幅も広がった一年でした。

自ら楽器と格闘することで、聴く方の耳も育ってくるなあというのも感じています。

私は元々ベース聴こえない族で、音取りをしていても、歌のパートやキーボード・エレキギターのソロパートはわりと聴き分けられるのに
ベースの音は 「なんかボンボン鳴ってる~」までは分かっても、ドレミのどの音で鳴っているのかは、どんなに頑張っても聴き分けられなかった。

それが、ベーシストの恵美直也さんがベース好きのためにベースを解説するイベントに参加して、ひとしきりベースの音に集中して帰ってきたら
脳味噌がやっと「あれ、この音は雑音でも振動でもなく、聴き取るべき音だったんですかね?」って気付いてくれたようで、これまでと同じ環境で同じ曲を聴いていてもベースの音もちゃんと聞えるようになってきたり。

バンドセッションに混ざろうと、譜作りする時や、セッション中にテンポがズレないようにドラムの音を必死に聞く中で「私、ドラムの音をこんなに集中して聴いたことなかったかも」と気付いたり。
ドラムもまた、色んなリズムがあって、曲の雰囲気を支配していることが腹落ちしたり。

コーラスについても、私の脳はそもそも和音は一つの塊として認識していたらしく、二つの音に聴き分けることができなかった。
ハモれる人にハモリのコツを聞くと皆「まずは原曲のコーラスの歌をよく聴いて」と言われるんだけど、聴こえないものは聴けないのですよ。
・・・自らコーラスに挑戦し始めることで、それも少しだけ、聴き分けられるようになりつつあるかも・・・。

そんな感じで、自分が楽器をやることで、元々音楽をすごく大雑把に
「完成系の料理の味は味わっているけれど、それぞれの素材がどうなっているのかは全く分かりません」的に聞いていたのが、
それぞれのパートのそれぞれの音を味わえるようになってきたことは「知らなかった世界」でとても楽しいです。

大人から始める楽器は亀の歩みだけど

大人から楽器を始めると、どうしても上達は亀の歩みで。
子供から楽器を始めた人なら数年後にはプロになってる子もいるし
コーラスなんて、出来る子は小学生でもスラスラやってのけるよね。

だけど、楽しみたいならいくつになっても遅すぎることはないし。
人と比べる必要なんて全然無いし。
弾き手としても聴き手としても世界が広がっていくことが、すごい楽しいと感じています。

実はまだ、16ビートストローク(特にシンコペーションが入っているもの)を弾きながら歌うのが困難なんですけど、2024年中に克服できるかな?なんて、ちょっと抱負的なものも書いてみる。

そんな感じで、今年も色々挑戦していきたいので
みなさま是非よろしくお願いします!

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