有限会社 佐藤塗装

岡山で塗装の仕事をしています。

有限会社 佐藤塗装

岡山で塗装の仕事をしています。

最近の記事

工事の細かい部分

塗装工事の内容の中には塗装以外の地味な工事が付き物です。 例えばエアコン配管カバーの始末をどうするか? 壁と一緒に塗装する、付帯部分の色で塗り分ける、一旦撤去して仕上げ後復旧、さらにカバーを塗装後に復旧など会社や予算、お家の人の希望によって様々です。 これが正解で、他は手抜きと言う訳では無く、気にしない人も多いです。 そんな細かい部分にコストを掛ける必要性は無いと思う方が多いかもしれません。 しかし、細かい部分は丁寧さの目安にはなりますので同じ仕様の工事で若干の価格差が

    • 玄関ドア塗装工事

      外壁を塗り替えると今まで気にならなかった所が目立つようになりがちです。 特に玄関ドアは外壁がキレイになると色褪せや白錆が塗装前より酷くなった様な錯覚になります。 一般的に雨樋や庇に使用する弱溶剤塗料でも塗装は可能ですが、耐久性や見栄えが悪いので毎日使用する玄関ドアにはあまりオススメはできません。 リフォーム用の玄関ドア交換が一番良いのですが、高額なので予算的に厳しい場合もあると思います。 そこでオススメなのが、車輌用に使用される塗料を使った塗替えです。 高品質な2液型ウレ

      • 仕事の考え方

        私は塗装の仕事に関わって20年以上経ちます。 大手の塗装会社から個人の一人親方まで様々な塗装工事に関わり、商業施設や工場、学校やマンションなど沢山の現場を経験しました。 大きな現場では工期、予算、他業者との兼ね合いなど様々な原因で不本意な工事になる事も多々あります。 下請けで仕事をする場合では、建物の施主の間に元請業者がいますので、元請業者の指示された塗料、工期、予算に合わせた工事になります。 余裕のある予算、工期であれば問題無いですが、ほとんどの場合は両方ともタイト

        • 塗料メーカーについて

          現在、国内には大小様々な塗料メーカーが存在します。 お家の塗り替えを検討する時によく聞くメーカーは、日本ペイント、エスケー化研や断熱性能でガイナ、あとは、リフォーム会社などが取り扱うKFケミカルやPREMATEXなどでしょうか。 リフォーム会社や住宅メーカーのオリジナルの塗料もありますが、殆どは大手塗料メーカーのOEM製品です。 営業しやすいようにカタログやブランドを作って分かりやすくしてありますが、その分割高になっている場合が多いように思います。 塗料メーカーによっ

          塗料の耐久性

          お家の塗り替えの見積りを数社にお願いすると、業者によって様々な塗料の提案があると思います。 長持ちする塗料や汚れが付きにくいもの、熱を遮る効果のある塗料など、お家の状態やお客様の希望に合うものを選ぶ事になります。 その中でもやはり耐久性を重視される事が多いと思います。 塗料の種類によって10年から15年、20年程度が一般的に提示される耐用年数です。 塗料の種類でざっくり分けると、水性シリコン塗料で10年程度、溶剤系(油性)シリコン塗料で15年程度、フッ素、無機系塗料で2

          塗料の種類

          現在、国内には大量の種類の塗料があります。 インターネットやホームセンターで業務用の塗料も個人で買えるようになりました。 自宅の塗り替えを考えて、塗料を調べる事もあると思います。 しかし、水性、油性、2液混合型など大量の塗料があり、それぞれ塗料メーカーごとにラインナップされていますので、調べれば調べるほど分からなくなってしまいます。 同じグレードの塗料でも、メーカーにより耐久性に差が出たり、価格の幅もあります。 概ね価格に比例して性能が良くなる傾向ですが、価格の割に性能の

          お家の塗り替えの保証

          お家の塗り替えを発注する時に塗装後の保証期間が提示される事があります。 3年〜10年など塗装の仕様や住宅の状態、会社の指針により様々になりますが、殆どは外壁のみの保証となっています。 塗装の劣化が最初に始まる部位は 雨樋や破風など付帯部ですが、保証の対象外となり、目に付くのに保証はされません。 保証内容をしっかりと確認し、保証によるコストパフォーマンスを考える事が重要です。 破風板は壁よりも上質な塗料を使用する事で壁の劣化とのバランスがある程度取れます。 雨樋は素材

          お家の塗り替えの保証

          色の選び方

          塗り替えで以前よりイメージを替えたいと思っている人も多いです。 最近の住宅のように2〜3色使用する場合も増えてきました。 色を考える時は、塗らない部分(アルミサッシなど)を基準にとりあえず好みの色を考えてみましょう。 色が全く家と合わないイメージでも大丈夫です。 それを基準にして明るくしたり暗くしたりして家にマッチするトーンにすれば雰囲気が掴めます。 色の分け方は、家の形状によって上下か、凹凸で分けます。 角で色を変える場合は入隅(コーナーの奥側)で分けた方が違和感が無