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色の選び方


塗り替えで以前よりイメージを替えたいと思っている人も多いです。
最近の住宅のように2〜3色使用する場合も増えてきました。

色を考える時は、塗らない部分(アルミサッシなど)を基準にとりあえず好みの色を考えてみましょう。

色が全く家と合わないイメージでも大丈夫です。
それを基準にして明るくしたり暗くしたりして家にマッチするトーンにすれば雰囲気が掴めます。

色の分け方は、家の形状によって上下か、凹凸で分けます。
角で色を変える場合は入隅(コーナーの奥側)で分けた方が違和感が無いでしょう。


差し色の選び方は、ベース色より濃いか、明るい色を選びますが、コントラストをしっかり出した方が雰囲気が良くなりますので、ちょっと派手かなと思うくらいでも大丈夫です。

塗装の艶、質感について


一般的に塗装工事をお願いすると、特に指定しない限り艶あり塗料で塗装します。

これは同じ種類の塗料の場合艶消しにすると艶ありに比べ若干耐候性が落ちる事と塗装の難易度が高くなるからです。


しかし、新築時は殆ど艶消しの壁になっています。 壁の意匠性が見えやすく、落ち着いたイメージになるので、半艶消しや艶消しが使用されます。

新築時のイメージにしたい場合は艶消しを選んだ方が良いでしょう。


艶ありと同じ耐候性で艶消し仕上げにしたい場合は、艶消し専用の塗料で塗装します。
メーカーによって一長一短ありますが、種類は様々あります。
色の見え方は、同色でも艶ありより艶消しの方が色見本に近い印象になります。
艶があると光の反射で白っぽく見えるためです。

艶の種類にも数種類あります。 全艶あり、7分艶、5分艶、3分艶、艶消しの順番で、油性の塗料の場合は3分艶までしか落とせない場合がほとんどです。 


色によっては深い艶で高級感を出ますし、艶消しでしっとりとした落ち着いたイメージにもなりますので、どちらが良い悪いはないですが、塗り替えを考える選択の中に艶の加減も増やすと満足度の高い塗装工事になるでしょう。

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