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有限責任事業組合中崎西公園(漢字多い)

はじめまして。中崎西公園の佐藤といいます。フリーランスでコピーライターやライター、制作ディレクターといった仕事をしています。

これまでの経歴を簡単に言うと、大学卒業→印刷会社で住宅建材営業を5年→リクルートメディアコミュニケーションズ(現リクルート)でコピーライター/制作ディレクターを10年→2014年に退職してフリーランスに→現在に至るという感じです。フリーランスとして働き始めてもう少しで8年目を迎えます。

リクルート在職中から主に採用領域やブライダル領域などの広告や企画制作、コピーライティングなどに携わってきました。企画して、人に会って、話を聞いて、書いて、出稿して、広告効果を測定する。そして次の案件へ。基本的にはそのくり返しです。僕自身コミュニケーションスキルは全然高くないんですが、仕事という体だと色々な人の話を聞くことも、どうしたら伝わるかを考えて書くことも純粋に楽しいと思えます。

特に崇高な思いもなくなかば勢いでフリーランスになったのですが、ある程度自分のペースを保ちながら好きな仕事ができるこの働き方はけっこう気に入っています(もちろん不安も大きいですが)。平日の昼間にランニングをしたり、夕暮れどきにスーパーに買い物に行ったりするのは日常の一部になっていますし、毎日だいたい18時前には夕飯を食べ終えています。

ひとりだからできること、できないこと

「自分の仕事の進め方や携わる制作物の最終形がパターン化されている」
この数年そんなことを感じることが多くなっていました。あーでもないこーでもないとみんなで打合せをしながらどうやって目立つか、どうやったら面白くなるかを考えて、予想もしなかったものが生まれて、効果がついてきたらお客さんも喜んでくれる。効果ゼロなら怒られたり、担当を外されたりもする。そんな楽しさも厳しさも感じられるような仕事をできていないなぁと。

フリーランスとして働き出してから、良くも悪くもひとりで完結する仕事や発注先のオーダーがかっちりと存在している案件が増えて、大勢でブレストをしたり企画を練ったりする機会が徐々に少なくなっていった気がします。自分ひとりだけで仕事を進められるのはひとつの良さではあるものの、そしてもちろん自責であるものの、なんとなく感じていた閉塞感はここに理由があるのかもとぼんやり考えるようになりました。

自分だけではできない面白いことができそうな直感

そこでアクションを起こすかといえばそんなこともなく、ただ時間だけが過ぎていきました(怠け者)。そしてやって来たコロナで仕事は減少し、ステイホームにかこつけて買ったソーダストリームで強炭酸ハイボールをつくってはあおる日々。ぼんやりした頭に「何かを変えないとこのまま何も変わらないんだろうな」という思いがよぎりましたが、免疫力をあげるために毎日22時には寝ていました。

そんな時、僕と同じフリーランスや会社経営者としてリクルートの案件を手がける仲間に声をかけてもらって、有限責任事業組合中崎西公園に参画することに。直感としか言いようがないんですが、新しいことを始める時のザワザワした気持ちとか成功するか失敗するかわからないある種の不安とか、すべてがごぶさたというか忘れていた感情というか。コロナはあくまでもきっかけですが、それぞれの場所で日々チャレンジしている仲間たちとひとつの共同体という形で何か面白いことができそうな気がしたんです。

中崎西公園としてはまだ何の売上も立ってませんし、この先の展開も定まっていないですが、メンバー一人ひとりのいろいろな考え方や発信に怠け者な僕は早速刺激を受けています。中崎西公園がどうなっていくのか見えていないことも、でも決して予定調和にはならなさそうなことも含めてこの先が楽しみです。

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