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【小3の息子へ】サンタクロースとは何か?

小3の息子へ

だいぶ大きくなったね。もしかしたら、友達で「サンタクロースはいない」という人がいるかも。または、「父ちゃん・母ちゃんがサンタクロースだ」と思ってる人もいるかも。でも、これは、そんな単純な話ではないのです。

「サンタがいるか?」という問いは、神様の話に似てると、父ちゃんは思ってます。

「実はパパがサンタクロースだった」「サンタクロースなんていない」と言うことは、「パパが神様だった」「神なんていない」と言うおかしさに似ているというか。神様にとっての「いる」は、人間がそこに「いる」とは少し違う感じがあるよね。あぁいうのに、似てるんだよね、サンタって。

サンタクロースという宗教

サンタクロースは、子供が生まれた親が、自然と入ってしまう宗教みたいなものだと父ちゃんは考えてます。そこで、父ちゃんたち「親」は、サンタの思想を伝える司祭(しさい)みたいな役割を果たしているの。(司祭が、実は…私が神なんです。と言ったら、すごく変だよね。)

昔の神話では「おもちゃを作る/それを世界中に運ぶ」ということを、全部サンタ1人がやっていたということらしくて、すごいなって思うけど、

現代では「サンタの中枢」が全体をコントロールしつつ、

●おもちゃを作る人
●それをラストワンマイルまで運ぶ人
●それを受け取る人

とサンタの子分たちが、タスクを分けて実行することで、初代サンタがやっていたことを実現しています。これが「嘘だ!」っていう人は、たぶん世界中どこにもいない。

あと、僕らはサンタの末端なので、サンタの中枢がどういう組織なのかは、よく知らない。だから「サンタがいない」っていう人は、変なこと言うなぁ、、と父ちゃんは思ってます。


で、ここからは、あまり語られない話なんだけど…



80歳を超えた人だけが知る真実

年齢を重ねるごとに、人は「サンタの真実」に近づいていきます。

●赤ちゃんの頃は、サンタは空飛ぶトナカイに乗ってくるという情報のみ

●小3にもなると、空飛ぶトナカイはファンタジーなんじゃないか、と考えるものも出てくる

●高校生になると、サンタを全然信じない人も出てくる

●けど、大人になって子供が生まれると、サンタの司祭になって、サンタの真実にけっこう近づいた気持ちになる。

父ちゃんは、まだここまでしか知りません。だから、ここからは、僕の予想なんだけど、サンタにはおそらく、あと4段階くらいの「秘密」があると思ってます。

おそらく、サンタ適齢期(80歳くらい)になると、相当な「真実」に近くはずで、知ったかぶっている30代くらいの大人を見て、ニヤってしているお爺さんとかいると思うんだよね。


だから小3の君が、サンタについてどう考えても自由だけど、「真実は年齢を重ねるごとに明らかになる」ということだけ、覚えておいてください。

で、大人になったとき、どんな真実が見えたかまた教えてね。(その頃、父ちゃんはもう2段階くらい、深い真実を知ってるはず。)


父ちゃんより

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