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天国へいくときのはなし

きみは友だち

久々に実家に帰ったある日の明け方

わたしは夢をみた


実家で暮らしていた"よしもり"(13才、柴犬)と

靄のかかった一面のお花畑のなかで

「あははは〜」と絵に描いたように走り回っていた


そんなこと、したことないのに。


今は目も見えず横になっているよしもりと。


その夢から覚めて

「よしもり、楽しかったね〜」と

よしもりのところへ行くと

よしもりは息を引き取っていた

まだ少しぬくもりがある


よしもりは最期に私の夢に来てくれて

よしもりと叶えたかった

一緒に走り回って遊ぶという私の夢を叶えてくれた


「よしもり、ありがとう。楽しかったね。」

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