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当たり前のことが疑問。

コロナ禍になって、初めて知った言葉がある。

"エッセンシャルワーカー"

医療、福祉、交通、通信、小売販売など、私たちの日常生活にかかせない仕事を担っている方達のことだ。
いままで、この言葉を知らなかったこと、そしてそういう方達へ意識が向いていなかったことに気付かされて、とても恥ずかしいという気持ちになった。

「好きなことで生きていく」
というキャッチコピーがブームになり、
私も一応好きなことで生きてきた人間なので、なんの違和感も感じていなかった。

でも、好きなことで生きていける人たちがいる環境の側で、常にたくさんのエッセンシャルワーカーの皆さんが社会を支えてくれているということを絶対に忘れてはいけないと思った。

ガスも電気も水道も、メンテナンスをしてくれる人たちがいて使えること。
毎日出るたくさんゴミを収集して綺麗にしてくれる方々がいること。
具合が悪い時にすぐ出向ける地域の病院があること。
仕入れをしてくれて、欲しい時にすぐ商品が買えるスーパーがあること。


当たり前で済ませてしまえばそこまでで、
果たしてそれって当たり前のことなのか?
と疑問を持つことから、意識が変わっていくんじゃないかなと思う。

私はコロナ禍になって日々エッセンシャルワーカーの皆さんに感謝するようになった。
そして、歌のテーマにしたいなと考えるようになった。
自分自身、わずかながら学生時代コンビニと、カフェでアルバイトしたことがある。

今でも自分ポンコツだったなぁと思うのが、
コンビニでバイトしていたとき、
暇だったのでレジに立ちながらよく歌ったりしていたら、店長にばっちりカメラで見られていてクビになった。

加えてカフェでバイトしていたときは、
お客様に「いつもの」と言われ、
「いつものってなんですか?新入りなので分かりません」と真顔で返したら、とんでもなく怒鳴られて、すぐクビになった。

その時のお客様、本当にごめんなさい。

こんな経験、しょうもなさすぎて、
なんの参考にもならないけれど、
エッセンシャルワーカーについてもっともっと勉強して、今後曲をかいてみたい。

日々当たり前だと思っていることに疑問を持つことで、見えていなかったものが見えてくる。
その瞬間が楽しくて仕方ないのだ。


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