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【ゆかしきもの】「いかり肩の人は和服が似合わない」は嘘!肩を美しく見せる着付け&柄の配置


こんにちは、着物コーディネーターさとです。

「着物は"なで肩"の方が似合う」
「着物は”いかり肩”の方は似合わない」

というワード、良く聞きませんか?

着物ってなぜか「似合う体型」のイメージを持っている方が多いのですが、
反面、体型ディスや自虐ネタに使われる事が時たまあります。
私が過剰反応な自覚もあるのですが、笑
着物は着付けで形を決められる服です。
「着物はこうあるべき」と教えられる一般的な形も、勿論あります。
しかし、それに倣った結果、着ている本人に似合わない形に仕上がってしまうケースも少なくありません。
でも、せっかく形を決められるなら、
より自分に似合う形、今日選んだ着物の色柄に合う形を作れたら楽しいですよね。

という訳で今日は、冒頭で言われた”いかり肩”、
現代人に多い、肩が直角に近い形の方向けに、普段着の着付けを解説します。

同テーマの浴衣着付けの記事はこちら。


今回は、トルソーの肩部分を補正して着付けの解説をします。


①肩の直角を強調してしまう着付け


では、まず最初に、
肩の直角さや肩幅が強調されてしまう着付けの例です。


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