【たばこでタイムトラベル】たばこと塩の博物館 特別展「パッケージで時間旅行 記念・観光たばこの世界」
こんにちは、宮寺理美です。
先日、たばこと塩の博物館で開催中の
特別展「パッケージで時間旅行 記念・観光たばこの世界」
を見学させていただきました!
たばこと塩の博物館は私の推し博物館なのですが、
今回の特別展も、とっても可愛くて面白い素敵な展示でした!
たばこと塩の博物館の展示室は2階と3階にあります。
会場は2階の特別展示室。
(エレベーターもエスカレーターもあって、広々しているのも好きなポイントです!)
特別展示室の様子はこんな感じ。
このご時世、混雑具合が気になる方も多いと思うのですが、
比較的ゆっくり、安心して見られる展示だと思います♪
たばこパッケージでタイムトラベル?
今回の特別展のコンセプトは「時間旅行」、
展示も時代を追って進んでいきます。
明治時代以降のたばこは、とにかくハイカラでモダン。
パッケージデザインも本当に秀逸で、眺めているだけでも楽しいです。
レトロ好きな私としては、
こちらのたばこパッケージが見逃せませんでした…!
明治37年「煙草専売法」によって、たばこの製造や販売は国が管理(製造専売)するようになりました。
こちらは専売開始25周年記念の「かをり」と「サロン」のパッケージ。
すずらん!テーブルセット!!超可愛い~!
「当時、女性に人気だった」との解説がついていて、
今では考えられないなぁ…時代だなぁ…なんて思いました。
1950年代のたばこパッケージは、なんだかアメリカンな感じ…笑
復興記念のパッケージからは、時代の雰囲気も感じられますね。
鮮やかな青と鶴が目を引くたばこパッケージは、
皇太子殿下御成婚記念たばこ。
日本画家でもあり、俳人でもある川端龍子が原画を手掛けました。
原画とパッケージを同時に眺められる贅沢な空間…!
たばこと塩の博物館 広報担当の袰地さんに、今回の展示のオススメや個人的なオススメを伺ってみたら、
「なかなか見られる機会が無いんですよ…」
と教えて下さったのが、この抜群の存在感を放つ七色の建物の模型です。
1970年の大阪万博で、当時の最先端技術が披露されたのは大変有名です。
こちらは、たばこと塩の博物館を設立した日本専売公社(現・日本たばこ産業株式会社)が手掛けた「虹の塔」。
60年代~70年代の雰囲気がビシバシ伝わってきます…!
1970年の大阪万博は、総入場者数が6,000万人を超える大盛況だったんだそうです。
2025年開催予定の「大阪・関西万博」も楽しみですね♪
愛が溢れすぎなペーパークラフト
展示室の中で異様な存在感を放つ、
モニュメント?のようなものを発見したのですが、
これ、なんとたばこパッケージで作ったペーパークラフトでした。
写真だと存在感があまり伝わらないのが悔しい!
結構な大きさで、細部までこだわって作られていてすごかったです。
(材料をそろえるためにどんだけタバコ吸ったの…?笑)
こんな繊細な作品も。
パッケージの柄の位置をちょっとずつズラして、
桜の花みたいな柄の傘にしているのか粋!!!
どうやら、ペーパークラフトの公募もあったそうです。
作る方の愛も素晴らしいですが、
保管している方の愛も素晴らしいな…とじんわり感動しちゃいました。
楽しいお気に入りパッケージ探し
たばこのパッケージを眺めているだけでタイムトラベル気分が味わえる今回の展示ですが、
お気に入りのパッケージ探しをするのも楽しいかも!
私もお気に入りを探してみました。
たばこと塩の博物館 広報担当の袰地さんにもお気に入りを伺ってみました。
袰地さんのお気に入りは右下のクマちゃんだそうです。
シャケ背負ってる…!可愛い!笑
展示室内には、デデンと大きな日本地図に、
たばこパッケージを配置した展示コーナーがあります。
こちらは観光たばこのコーナーで、
日本各地の名所・名物のパッケージがズラリと並んでいます。
(この写真は一部で、全国あります!)
つい自分の地元を探しちゃいますよね…笑
私のお気に位置は左上のハニワ。笑
素っ頓狂な表情が本当に可愛い…!
カラフルなシマウマちゃんも印象に残りました。
色が可愛い…!!
シマウマちゃんのフォルムも、コロンとしていてとても愛嬌があります。
展示室の前で写真を撮らせていただきました。
(写真撮影の時だけマスクを外しました。)
今回の展示は撮影OKなので、
お気に入りパッケージを写真におさめることもできます。
※フラッシュ撮影は禁止ですので、ご注意ください。
レトロ好きにオススメな常設展示
たばこと塩の博物館は常設展示も大充実なのですが、
その中でも、3階の常設展示室「たばこの歴史と文化」は、
レトロなものが好きな方に超オススメです。
(こちらも撮影OK、フラッシュはNGです。)
私のお気に入りはたばこ屋さんのカウンター。
私の背中側には、色々なタイプのたばこカウンターの写真が並んでいます。
こちらの展示室にもたばこパッケージがたくさん並んでいて、
壁一面がこんな感じです…!
今回の特別展にご興味のある方はこちらも楽しいと思います。
入場料のみで特別展も常設展も見る事ができるので、
ぜひぜひご覧になってください♪
感染症対策とミュージアムショップ
たばこと塩の博物館では、
入り口で手指の消毒と検温があります。
消毒用アルコールは入り口の自動ドアの箇所に設置されています。
季節柄、日傘をお持ちの方は、付近に傘立てもあります!
受付の前での検温はこんな感じ。
センサーのところに手首の内側をかざすと検温できます。
そして、たばこと塩の博物館は、
ミュージアムショップのセレクトもすごく可愛いんです!
今回の特別展に合わせて、
レトロなたばこのパッケージ風のグッズが並んでいました♪
レトロな手ぬぐいも可愛い!
ペットボトルを包んだりできるので、
これからの季節にちょうどいいですね。
たばこと塩の博物館のオリジナルグッズも。
この他にも可愛いグッズや興味深い書籍がみっちり並んでいて、
行くたびにワクワクするミュージアムショップです♪
今回の展示は残念ながら図録が無いそうなのですが、
なんと無料でリーフレットをいただけるんです…!
(しかもカラー8ページ…太っ腹すぎる)
しかも見やすいA4サイズですので、折れちゃうのが嫌な方は大き目バッグやエコバッグ、クリアファイル推奨です♪
(ミュージアムショップでエコバッグも売ってます)
特別展「パッケージで時間旅行 記念・観光たばこの世界」開催概要
会場:たばこと塩の博物館 2階特別展示室
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般・大学生 100円
小・中・高校生 50円
満65歳以上の方 50円 ※年齢がわかるものをお持ちください。
※予約は不要ですが、混雑時は入場制限をする場合があります。
最新情報はたばこと塩の博物館公式Twitterでご確認ください。
アクセスはこちらをご覧ください。
色々な駅が使えて便利ですが、私は本所吾妻橋駅から歩くのが好きです♪
(風景がちょっとレトロなんです)
本所吾妻橋駅からほど近くのブラウン喫茶デルコッファーで休憩しました。
今回の特別展は「時間旅行」がテーマとの事でしたが、
たばこのパッケージを見るだけで歴史の勉強もできて、
レトロな雰囲気を味わったり、地域の魅力を再発見できたり、
とても新鮮な気持ちになる特別展でした。
見ている人の数だけ新しい視点があると思います。
ぜひ会場に足を運んでいただければと思います♪