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【アトリエ改造DIYインタビュー#4】 工場2階スペースをまるっとアトリエに ~珪藻土L字壁編~

~素材もアイデアも提供できるアトリエ~
そんな発信基地が、埼玉・浦和工場に!

木とパレットを取り扱うSATOCOMPANYの
数ある工場のひとつ、浦和工場の2階の事務所を

誰もがわくわくする場所にしたい!

気軽にDIYが楽しめる場所にしたい!

廃材パレットを活用できる場所にしたい!


という社長のご意向のもと、リニューアルを今回、有名DIYクリエイターの

【MAIKOさん】
https://instagram.com/maiikkoo2015?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

【路地裏屋reks(レクス)さん】
https://instagram.com/reks_alley?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
のお2人にプロデュースいただき、DIY大改造いたしました。

改装当時の現場の様子も振り返りながら、
クリエイターのお2人にインタビューをさせていただきました。
(インタビュアー:SATOCOMPANY社員 米山)


米山: L字壁について質問させて頂きます。
L字壁を作ろうとなったときに、アイデアを固めていく際に
悩まれたことや込めた想いなどはどのようなことでしたか?

reksさん:L字壁に関しては、
ご要望の通路を作りたいというところからでした。
イベントなどを行っている時に、奥の従業員スペースまでに社員さんがそこを通らないで済むような、休憩室までの目隠しになる通路が欲しい!とお話を聞いて、ラブリコしかないと思ってL字壁を作ろうとなっていったね。

天井に梁があるというところや現場でわかった歪みがあるというところは悩まされたけれども、それをクリアした上でのご要望に応えるという点で、どこまで出来るかを最大限させていただいたというところです。

奥の従業員休憩室の手前の天井には、梁が…。

MAIKOさん: 壁を作るとなったときはもう、『ラブリコ』一択だったよね。

reksさん: 安全性や動線を含め、ご要望を踏まえて
どこまで出来るかは悩んだね。

米山: ありがとうございます。



珪藻土塗料塗装の様子(全体)

米山: おふたりのどんな発想やアイデアをもとにこちらの仕上がりへと
目指されたのでしょうか。

reksさん: まず、第一に珪藻土塗料を使うということは決まっていて、
一番大切にしたのは、SATO COMPANYのイメージですね。
私の中では、すごく爽やかなイメージの壁なんですよ!
汚し(仕上げの塗装)すぎてもだめだし、綺麗すぎても全体を見た時に浮いてしまうしので、そこの塩梅と色合いを気をつけながら仕上げました。ガッチリ決めてという訳では無いのだけれど…

MAIKOさん: あの壁(珪藻土の壁)だなぁというイメージだからせっかく大分から遥々来るのならあの壁を入れようと話していたね。白でさわやかに綺麗めにをイメージにね。

入り口側のステンシル仕上げ(MAIKOさん)
装飾にはマルパのパレットアイテムも!
スタンプにて仕上げ(reksさん)

reksさん: そうそう!!最後の仕上げのステンシルなどは事前に話しをしていた訳では無いけれど共通のイメージがあって、お互いステンシルやスタンプを持ち寄ってきていたし、作業をしながらこうしたいねと話し合える間柄なので本当に信頼しているし、イメージがピタッと同じ方向にいったね!なんとも言葉にするのは難しいけどね。

MAIKOさん: 普通はコンパネを貼ってそこに下地を塗ってデザインを
作っていくとのですが、コンパネ以外にもパレットの〆板を横向きにして動きを出してみようかとかパレットの材を使おうとどんどんアイデアが広がったね。


下地には、パレットの〆板を。
装飾には端材やかつてあったマルパアイテムも

reksさん: 困った時のアイデアが変更になったり、
失敗をしてしまったとしても結果良くなる!絶対に何事もね。

DIY以外でもそうですけど、変に、失敗したどうしようって思ったり
焦ったりすることはなくて、逆に良くなるよー!!って気持ちでやって
実際にさらに良くなるので、動けなくなっちゃうことはそんなに無いかも!

MAIKOさん: 柱を立てる時に、天井が若干斜めっていた時は
流石に焦ったね。

reksさん: たしかに!

MAIKOさん: あそこで館野社長がサポートで
助けてくださったから有難かったよね。

reksさん: 数値の微調整は大変だったねぇ!

MAIKOさん: どこ見てもあんなにデザイン性が一角で沢山ある壁ってなかなか無い。ここはコンパネで、ここはパレットの〆板という私たちならではの壁ができたよね。

reksさん: 自慢の壁になったよね!

米山: ありがとうございます!


米山: あともう1問だけさせていただきます。
L字壁の仕上げの工程に関してなのですが、こちらのL字壁の仕上げに関して、お二人でこだわったポイントはどこでしょうか?

MAIKOさん: 例えば、ここの壁の板は横向きだから縦にしようかでなど、その場で話して決めて言ったよね。

reksさん: それこそ工場長の持ってきてくださった自転車の車輪もね。
よくあるんですけど、その場所のこれを使ってくださいやどうしてもこれは、残しておきたいという時は臨機応変に対応できるので、

工場長が車輪持ってきた時はどうしようかなと思ったけれど、
空間に合わせることは出来るのでチューブを剥いで色塗っちゃいましたね。

車輪も全体の空間に合わせて、エイジング塗装

今回のL字の壁についても動きがもう少しが欲しかったので、
装飾やステンシルでバランスを見ながらごちゃごちゃし過ぎずに
シンプルに仕上げましたね!あるものを使ってリメイクし、
空間に溶け込ませるようにということがポイントでした。


L字壁全体の様子。
下地の〆板は幅や向きが異なり、装飾のパレットや板で動きのある壁に

MAIKOさん: 今回はあるものを使うというところが1番のポイントだと思っていて、なるべくあるものを使って、アイデアをどんどん現場で広げて空間を作れたということは私も勉強になったし楽しめました!材料をそんなに買い揃えなくても、こんな空間ができたことが良かったね

reksさん: 捨てるものや使わなくなったものに対して
『どんな形で新たに命を吹き込むか』というところのアイデアは、DIYerは昔からやってきているのでそこをどう活用するかというアイデアに関しては強いと思います。

MAIKOさん: そこをアイデアとして今回、出し切れたことはすごい楽しかったし、見てもらいがいがあります。

reksさん: それこそSATO COMPANY さんのパレットがそうですけど、
使わなくなったものや朽ちたものでも、まださらにこんな使い方が
できるというところで、改装でも朽ちた木材も使ったりしているので

『使われなくなったものにどんな形で新たな命を吹き込むこと』

は重要なポイントだと思います。

新しい商品も、使っていますけど、木材の部分に関してはSATO COMPANY さんのパレット活用や再利用したことは大きなポイントでしたね!

reksさん: 全部捨てられるものや、再利用のものですよということは
ちゃんと伝えたいね。

MAIKOさん: 1番のポイントかもしれないですよね。

米山: インタビューは以上になります。ありがとうございました!


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