推しエッセイ 最近見た推し映画4本②
新作旧作ごちゃまぜです。ネタバレらしいネタバレはないですが、内容には触れながら書いてます。
・劇場
中盤までは「こんな都合のいい女の子いないよ!」って思いながら見てたけど、終わり方はドラマチックでよかったなぁ。一本芯の通った作品だなと思った。夢を諦めるとか諦めないとか、そういうんじゃないんだよね。どうしてもやりたいことがあって、それから逃れられない人っている。私もそう。
あと超特急が出てきてびっくりした! あの映像を見て超特急だと認識できるようになった自分、オタクとしてまたひとつ成長してしまった感がある。
・聲の形
推しが前におすすめしていたこともあって気になっていた作品。アニメ映画ってあんまり見ないんだけど、見ていてすごく引き込まれた。映像がきれい! アニメでしかできない見せ方だなと思った。
いじめられていた子がいじめっ子と仲良くなるというストーリーは序盤あまり共感できなかったんだけど、心の動きとか葛藤とかが丁寧に描かれていたから違和感なく見れた気がする。
・恋は雨上がりのように
原作をちょっとだけ読んだことがあったんだけど、それと同じ切なさがあった。登場人物がみんな誠実で一生懸命ですてき。おじさんにとって都合がいいだけの展開にならないところもよかった。タイトルにあるように雨の映像がたくさん出てくるんだけど、そのどれもがなんというか、いい雨なんだよな。
あと小松菜奈ちゃんがとにかくかわいい! 目線で恋心がわかるのがたまらない。走る女の子ってかっこいいなぁ。
・思い、思われ、ふり、ふられ
失恋の描き方が切なくてぼろぼろ泣いた。ただふられるだけじゃなくて、その後というか、ふられたところから始まるというか。人を好きになることで強くなっていく過程が丁寧に描かれていて、丁寧だからこそその変化を見ている周りの人の気持ちもすごくわかってしまって、うらやましいような、ちょっと妬ましいような気持ちにすらなった。
この作品も雨の映像がきれいだし、その雨がまた切ないんだよなぁ。
おいしいものを食べます