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不登校を経験しているからこそ。

中学で不登校だった息子、通信制高校を経由し、7月に全日制に編入して、下宿生活をしながら頑張っています。

先日、帰ってきた時に、あれこれと話をしていた時のこと。冬休みにある講習についての話になる。宿泊で行くやつだから、それは行きたくないとのこと。

もちろん、冬休み中の講習なので、出欠はつかない。だけど、学校の行事に変わりはない。基本は全員参加になっている。

息子の行きたくない理由。自分のやり方で勉強した方が効率がいい。これは、こだわりのある息子らしい理由だなと思った。全教科やるぐらいなら、苦手なのを集中してやりたいそう。

私としては当然、参加して欲しいなと思う。講習代だって諸経費で払っているから。

だけど。息子は不登校を経験している。だからこそ、考えてしまう。息子の気持ちを尊重するって不登校中からやってきたのに、今参加することを押し付けるのはやはり違うのではないか、、、。

もしこのことで、また学校へ行かなくなったら、、、と頭をよぎる。

何と答えたらいいのか、悩んだけど、そのまま伝える。

「母さんは、全員参加の講習だし、いった方がいいと思うけど。でも、〇〇の中で自分で勉強した方がいいと言うのであれば、思うようにしたらいいと思うよ。」

「うん。、、、本当は友達がいれば参加してもいいんだけど。」

本当の理由があったのだ。
無理に行くことを勧めなくてよかった。

考えてみたら、宿泊の講習を休むことなんて、たいしたことないんですよね。そう思えるのも、不登校を経験しているから。

ついつい、今普通に学校生活を送っているので、みんなと同じように行動することを求めてしまうけど、ちゃんと息子の想いがあった。

この判断が正解かは分からないけど、私はやっぱり息子を尊重したいし、これを正解にしたい。

最初は強がっていたけど、本音も聞けたから。ちょっと嬉しかったかな。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ひとりごと
学校へ行かなくなったとしても、本当はそれでもいいんです。ただ、息子が制服を着て高校生になること熱望していたのを知っているので、全うさせてあげたいなとは思います。辛かった時期は、私も息子もよく乗り越えたなぁと思うほどでしたから。


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