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通信制から全日制へ編入して、今思うこと。

中学の不登校に始まり、通信制高校の通学コースから全日制へ編入した息子。「制服を着て普通の高校生になりたい」と言っていた念願の高校生になり、毎日充実した日々を送っています。

不登校時代より、大変だったと思う通信制高校時代。学校がダメだとかそういうことではなくて、息子には合わなかったというだけで、先生の対応も悪くはなかった。最後の転入するための手続きも、必要書類を急いでくれたり、いい対応をしてもらえたので、感謝はしています。

結局、息子が求めていた環境が通っていた通信制高校にはなかったってことです。何を求めているのか、それによって学校選びって変わってくると思うのです。

我が家の場合、進路を決める際に、息子が選んだ学校しか見学に行かなかったし、他に資料の取り寄せもしませんでした。ネットで調べて決めたと思うのですが、ピンポイントでそこの学校名を言ってきたので、本人が良いならそれでいいと思っていました。

でも、実際はそこで息子が思ったような学校を生活を送れませんでした。息子が対応できなかったのかも知れませんが、もっと親も積極的に調べていれば、わかっていたことかも知れません。それでも実際の学校生活を送ってみないとやっぱり分からなかったかな。何とも言えませんね、その辺は。

せっかく一年頑張ってきたし、そのまま続けてほしいと思いましたが、息子の意思は固く、そこへ通ったからこそ、自分の想いにも気づいたんだと思います。それが息子の場合、友達ですね。友達を作りたいという想い。

環境を変えることに、息子も相当悩んでいたし、話を聞いていた私も、色々なことを考えました。改めて他の通信制高校の資料を取り寄せみたり、ネットで情報を調べてみたりしました。

また、親元を離れて生活していたので、慣れた今の環境のままどうにかならないか、また寮の契約の関係もあったので、それも念頭に置いて考えましたが、どれも息子がいい返事をしませんでした。

最後は息子の強い想いに突き動かされて、編入をすることで動くことになりました。情報が少ない中、教育委員会に問い合わせてお話を聞き、実際に高校にも問い合わせて、事情を説明して受け入れてもらえるか確認したり。ここは親がやるべきところではあるので、息子の思いを叶えてあげたいの一心でした。

ご縁があって受け入れてもらえる高校も決まり、一つ下の学年からの再スタートとなったけど、充実している息子を見ていると、ここに立つために全ての出来事が繋がっていたのかなと思います。何事も捉えようですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


ひとりごと
ホント、充実している息子を見ていると、親としては責任を果たせたかなと思う。情報がないからと編入を諦めてしまっていたけど、息子の想いにほんと最後は負けた。もしかしたら、私は試されていたのかも知れない。とにかく良かった。


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