不登校になり、息子の今後を心配しているつもりが、実は自分のことを心配していた。
我が家は中3で息子は不登校になった。
息子は、中1の頃から行きたい高校があり、勉強も頑張っていた。思うように成果が出なくて、思い悩んでいた時期もあったけど、それでも諦めず頑張っていた、中3の春までは。
遅刻も多かったけど、内申のために欠席はしたくないと頑張って学校へも行っていた。勉強したいからと部活も途中で辞めた。
それなのに、中3の春、数週間の別室登校を挟んで、学校へ行かなくなってしまった。多分、電池が切れてしまったような感じだったんだと思う。
中3と言えば、卒業後の進路を決める時。義務教育も終わってしまうので、進学する選択をしない限り、学校へ所属することもない。
息子の将来についてあれこれ心配をする。
もしこのまま、進学しないとしたら、、、引きこもってしまったら、、、今までは学生だったけど、何でもなくなってしまうんだ。
とりあえず、学校へ行かなくなった目の前の現実のことより、私は先の心配ばかりしていたかもしれない。本当は1ヶ月後だってどうなっているのか分からないのに。ずっと先のことを心配していた。
もちろん、不登校になった当初は、息子と進路の話だなんてできるわけもなく。実際に、話したのは秋ごろだったと思う。だから、それまでずっと先の心配をしていた。
このことについて、後々気づいたことがある。
それは、タイトルにある通り、息子の心配をしているようで、私の場合、実際は自分自身のことを気にしていたのです。
どういうことかと言うと、息子がもし引きこもりになってしまったら、私ずっと息子の面倒を見ていなきゃいけないの?それっていつまで?みたいな感じで、自分の先のことまで、考えて悲観していた部分があったのです。
そして、本当にそうなったら、周りには大変だね、かわいそうだねって思われたりするのかな、とか。余計な想像まで働かせて、自分の気分を下げていました。悲劇のヒロインですね 笑。
その時は、それに気づきませんでしたが、後で当時のことを振り返ってみて、そんな自分を発見してしまったのです。
そもそもで言えば、息子の先の心配ですら、する必要はなくて。目の前の今の息子に意識を向けることが大事だし、そうやって先の自分のことまで心配していれば、息子に対しても変な感情が出てきますよね。あんたのせいでさぁ、みたいな。まだ起こってもいない事に対して 笑。
不安になるのは当たり前だと思うし、特に最初の頃は仕方がないと思うのです。だから、不安になるなと言いません。その後、ちゃんと意識を今に戻せたら、良いと思うのです。
「不安に思うよね?そりゃそうだ。急に学校行かなくなるんだから。進路決めなきゃない時にさ。わかるよ、わかる。
でもさ、今の私、どういう気持ちでいたの?なんで不安に思うの?」
と自分に問いかけてみるのも良いかもしれないですね。
とにかく、どうなるか分からない未来を思い不安になるぐらいなら、目の前の子どもに目を向けてみてください。特に、電池切れして学校に行かなくなった状態で、子ども自身は先の心配だなんてしてないはずです。今しか見えてないのような気がします。
無理に明るい未来を想像する必要もないと思うし、ホント今この瞬間、穏やかな気分でいたいと思いませんか?
何が正解かは分かりませんが、取り越し苦労はやめても良いかもしれないですね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ひとりごと
結局、自分の心配をしていたと気づいて、え?と思ってしまいました。でも、どうなんだろう。息子ではなく、自分に意識が向いているというのは良いことなの⁇笑 考えると分からなくなるので、やめます。とにかく、常に今目の前に集中するって大事ですね。
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