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息子が不登校になって、守りたかったもの(90+12)

私は中学生の頃、学校を休みがちだった。その後、家族の中で色々なことが重なり、数年後、両親は離婚した。私はその原因をずっと自分のせいだと思っていた。

自分が結婚して、子どもができて、子育てをしていて、あの時の母や父の気持ちがわかるような気がした。私のことだけが理由ではなくて、夫婦の関係性やその時の環境や様々なことが重なったんだと思う。

それからは、自分を責めることはあまりしなくはなったけど、完全に拭い切れるわけではなかった。そして、改めて家族を大事にしたいと思った。

そして、息子が不登校になり、一番にそのことを思っていた。もしかして、同じことを繰り返してしまうのではないか。大切な家族がバラバラになってしまうのではないか。

そう思うと、それだけで不安だった。何とかしたい、何とかしなきゃの気持ちだけは強いけど、自分の気持ちの充電が空っぽの状態では、上手くいくはずもない。とにかく、旦那さんに当たり散らしたり、不満をぶつけたり、やってはいけないことばかりしていた。家族のことまで、考えられず、自分のことすらコントロールできない状態だった。

そんな中から、少しずつ元気になっていくと、今度は旦那さんとの関係がこじれないように、必死になった。自分が悪くない場面でも、話し合ったりもせず、すぐに謝ってみたり、家族の中でも、必死に明るく振る舞ったり、とにかく守りたかったんです、大事な家族を。

旦那さんにも、泣きながら話したことがある。私のせいで家族がバラバラになったから、私は自分の家族をバラバラにはしたくないんだ、と。

でも、私だけが必死にしていると、心に不満が溜まってくる。何で私だけが謝らなきゃいけないの?必死にならなきゃいけないの?

そんなつもりでないのに、逆にストレスを溜めてしまっていたのです。そこから、私は旦那さんに自分の気持ちを毎回伝えることにしました。話し合うことで、旦那さんの意見も聞いて、ただその場を取りつくろうためだけに謝るのはやめました。

結果的には、不登校中の息子と向き合うときにも、夫婦一枚岩になっていることが大事だと教わり、話し合うことの大切さを痛感しました。

忙しかった私の父。母とも上手くコミュニケーションが取れていなかったんだと思う。小さなすれ違いが、最後は埋められないほどになっていたんだと思う。

どんな出来事があったとしても、それを夫婦、家族でどのように乗り越えるか。すべてそれ次第なのかもしれない。

今同じように、家族を繋ぎ止めたくて、必死になっている方。ひとりで頑張らないでほしいなと思う。大変な状況の時ほど、話し合い、同じ方向を向いていくことが大事です。きっと大丈夫。

ひとりごと

今日も時間ギリギリ 笑。明日から忙しいので早い時間に投稿できるようにしないと。

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