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大好きな人、大切な人には本当に幸せでいてほしいと思う。(90+30)

先日、久々に小学校からの幼なじみに電話した。
普段はLINEでやり取りしているけど、そのLINEすらも久々で、一から説明するより電話をして喋った方が早いと思っての電話だった。

おしゃべりな二人なので、電話をすると止まらない。よく、会話のミルフィーユだよねとか言うけど。付き合いが長いからだけではなく、とにかく笑いのツボが同じすぎて、一度ハマると抜け出せないぐらいよく笑う。

案の定、この日の電話も要件だけのつもりが1時間半も電話してた。でも、いつもと違うのは、そんな笑い話ではなかったってこと。

私の方が伝えたいことがあって電話したのに、気づくと幼なじみがほとんど喋っていた。こんなに私が聞き役に徹するの珍しい。

内容は日々のこと。子育て、仕事のこと、旦那さんのこと、自分の親のこと。

「でも、幸せだからさ」

幼なじみのこの一言が印象的だった。

確かに、幸せなのかもしれない、ある部分では。でも、明らかに無理をしているし、そう思い込もうとしている感じがした。

「さとちゃんに比べたら、全然恵まれているし、大変じゃないんだよ」

いや、そんなことない。幼なじみの話を聞いていて、私より大変な状況にいるよって思って聞いていた。

比べるものではないけど。私と幼なじみを比べて、何が違うのか考えてみた。

自分が頑張ればいい、我慢すればいい、やってあげられないことを申し訳ないと思ってる。

とにかく、自分の順位が全てにおいて最下位なところだ。以前の私もそんなところが多かったから、わかるんだけど。

それでも、自分の環境は恵まれているから、もっと大変な人だっているから、これぐらい頑張らなきゃと真面目に思っている。

「〇〇ちゃん、めちゃ頑張ってるじゃん。私の方が楽してるかもよ。」

変なところに照れ屋ゆえに、素直に受け取れない性格なのもわかっているけど、続けて言う。

「もっと、自分を大事にしないとさ、体調崩してしまうかもよ。周りもさ、〇〇ちゃんに甘えすぎだよね。旦那さんも子供達も。ちゃんと自分の気持ちを伝えないと、わからないんだよ」

電話だから、どんな表情をしていたのかわからないけど、返事だけ返してくれる。

「〇〇ちゃん、私にとっても大切な人だから。私は私の周りの人には幸せでいてほしいって本気で思っているからさ。こうしてお話を聞いてあげることしかできないけど。」

こんな照れくさい言葉、昔の私なら言えなかっただろうな。今は意外と言える。言わないと伝わらないことを学んだから。

「お話聞いてもらえるだけで、ほんと嬉しい。今日もいっぱい喋ってスッキリしたよ。ありがとう。近々遊びに行くから」

私の方が少し泣いていたかもしれない。幼なじみが健気に感じて。幸せだと思い込もうとしている感じがしたから。

本人がそれで変わりたいと思っているなら、あれこれ言えるけど。幼なじみを見ていると、まだ我慢できている感じだから、私は何もできない。それは学びの中で分かったこと。

もどかしいけど、必要としていない人への余計なアドバイスは毒になるだけだから。

私が笑顔で幸せにしていたら、いつか頼ってきてくれるかもしれない。

正直、私の周りの方がゴタゴタしていると思う 笑 
捉え方の違いで、幼なじみの方がずっと辛い状況になってしまっている。

だから。
自分を大事にして、優先順位を考えるって大事なことなんだなと思う。

ちょうど、自分の「やりたいこと」を見つめ直しているタイミングで起こった出来事。やっぱり、そうだよね、と思う。ずっと思っていたことだから。

動き始めてはいるけど、いくらでも方向転換はできる。いいタイミングで立ち止まった私、最高だ。

やりたいことの幅が広がりそうだなと思うと、ワクワクが止まらない。
YOKOさんも言ってた。いつでも、文化祭の前のようなワクワクを忘れないで。ビジネスはお祭りだって。楽しむことを忘れていたな。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


ひとりごと

大切な親友。もう38年の付き合い。長いな。ほんと幸せでいてほしいって思う。大好きな人だから。きっと、そんな風に頑張っているママたくさんいるんだろうな。



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