見出し画像

不登校に子育ては影響ある?

不登校になると、自分の子育てが悪かったのかなと考える方が多いと思います。私もそうでした。あの時、こうすればよかったのかな、もっとこうしておけばよかったのかなぁと思ってました。

さらに、うちは旦那さんにも言われました。今なら受け流せたかもしれませんが、当時は、反論しつつも受け止めて悲しんでました。

実際、どうなんでしょうか。子育てが悪かったかどうかは別として、子育てが不登校に影響していないとは言えないと私は思っています。

子育てというか、子供に対しての親の関わりですね。どんな関わりの中、環境で育ってきたのかは、影響あると思います。

我が家の場合、私が何でもやってあげたり、干渉することが多かったので、息子も私に頼っているようなところはありました。

だから、自分でどうすることもできなくなると、私に求めてきて、さらに私のせいにする。母さんがこうしたからだ!みたいなことがよくありました。

これを良いか悪いかジャッジするのではなく、一つの事実として捉えると、息子の人格形成に大きく影響を及ぼしているのは間違いありません。

それが不登校になる原因になったのかと言えば、我が家の場合はあると私は思っています。

じゃあ、やっぱり私の子育てが悪かったのか。悪くないですよね。だって、私必死にやってきたし、不登校になるために育ててきたわけではないし、むしろ良かれと思ってやってきたことです。

そして、思うのですが、これしか知らないのでしょうがない 笑。どういうことかと言えば、私自身も母に干渉されて育ってきたということです。

でも、私の場合は、あまり不満もなくずっと過ごしてきて、むしろ母の意見に従ってうまくいくことも多かったので、ある程度大人になってからも、相談したりしていました。今思うと、不思議な感じなんですが。

自分がやってもらったことを私は子供にやっていた。それが、私自身嫌だったとすれば、別な関わり方を選択したかと思いますが、不満がなかったので、同じように息子にも娘にもやっていたわけです。

そして、最近母と会話をしていて気づいたんですが、母もそうやって祖母に育てられたのかもしれないということ。

知らない間にそれが続いていたということになります。そして、息子が不登校にならなければ、今後も続いていたでしょうね 笑。

そう考えると、良いも悪いもないですよね。それが当たり前だという環境が続いていただけですから。

私自身は、母にそのように育てられたことをジャッジするつもりもないし、ただ考え方や心のクセが小さい頃からの環境によってできているというのを知れてよかったなと思っています。

子供からすれば、親のせいでとか親の責任だと思うこともあるけど、そう思うならそこから自分でどうしたいのかを考えて、自分の望む方へ変わるための行動をすればいいし、親のせいだと思い続けていたいならそれも選択の一つだと思うのです。

これから先、どれを選ぶかは自分自身だし、その今の選択によって未来が作られていくのなら、過去に縛られるのは違うかなと思います。事実は変わらないけど、捉え方を変えることで、心の中での過去は変えられます。

息子にもこの話をしたりするのですが、まだ私のせいにされることがあるので、理解しつつあるけど、まだ甘えたい気持ちがあるのかなぁ。

誰しも我が子を不登校にしたくて子育てしているわけではないし、自分なりに精一杯やっているはずです。だから、誰も悪くないし、しょうがないことなんです。外に理由を求めたくなりますが、問題の根底は内側にあるってことですね。

何だか書いていても頭がぐるぐるしましたが、そのまま投稿します。あくまで私の考えです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。


ひとりごと
私自身は、さすがに大人になって干渉されることで嫌な思いをしたこともあったけど、大事な決断は反対されても自分でしていました。それが良かったんだと今でも思っています。その時は険悪な感じになりましたけどね。母だって自分の意見を受けれることを望んでいるわけではなくて、その先に私が幸せでいることを望んでいるはずだから。親ならみんなそう思うはずです。


最後にちょっと告知。
ZOOM で30分無料お話会を始めました。
ご興味のある方は、Instagramからどうぞ
『さとねぇさんの相談所』


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?