認知症の義母さんと穏やかな時間(90+26)

今、義母さんのうちにいる。さっきまで、おしゃべりしていたけど、ソファーでうとうとしている。足湯をして身体を拭いてあげたから、さっぱりしたかな。デイサービスに通っているけど、血圧低くて、お風呂入れなかったみたいだから。

穏やかな時間だ。

午前中、気持ちがザワザワしながらも、目の前のやるべきことを丁寧に集中してやる。思うように進まないことに、焦りもあるけど、少しでも進めたんだから、大丈夫と自分にいい聞かせる。

遅くおきた娘の朝食が終わり、息子の昼食。柔らかい表情をしている息子に安心する。

少しでも時間があれば、講座を見直したり、勉強になるような動画を見たりしているけど、今日は久々にTWICEのバラエティを見る。かわいいし、面白いし、自然と笑顔になる。

そして、義母さんちへ。

認知症も進み、顔つきもすごく変わってしまった。それでも、さっき足湯してあげた時の気持ち良さそうな顔が印象深い。こういう感覚はまだ残っているんだなぁ。

義母さんと一緒にいると、ある意味、無になっている自分がいる。

明日のことを心配するとか、きっとなくて、今を生きてる感じがするから。昔の話をすることはあっても、それもすぐ忘れちゃうから、すぐに今に戻っている感じがする。

本当のところはわからないけど。
私は、そばにいてそんな風に感じる。

今流れている時間を生きている。
それでいいんだなぁ。

この感覚を忘れたくないから、うとうとしている義母さんを眺めながら、書いている。

誰かにとって、当たり前の時間も、別な誰かにとっては羨ましい時間だったりして。

比べるものではないけど。

みんな幸せなものを持っているんだと思う。

そろそろ帰ろうかな。
午前の続きの作業をして、晩御飯の準備しなきゃ。それもありがたいことだね。

今日も最後で読んでいただきありがとうございます。

ひとりごと

自分に集中。今の私の合言葉　笑
今日は旦那さんと幼馴染といとこの誕生日。違う意味で特別な日です　笑