石子と羽男

最近、「石子と羽男」というドラマを見ている。
このドラマは調子に乗りがちだが人並み外れた記憶を持つ弁護士とトラウマのため4年連続弁護士試験に落第しているが非常に優秀なパラリーガルの二人が様々な民事事件に対して裁判を争うドラマである。

毎話面白い事例を取り扱っており、ただ面白いだけでなくよく考えさせられる。
取り扱う事例は、トー横問題や待機児童問題など、現代の社会問題にフォーカスを当てられているのだ。
また、民事事件なのでどちらが悪いということはなく、裁判で判決が出るが善悪の白黒がつかずこれもまたよく考えさせられる理由の一つだろう。

このドラマとは別に以前Netflixで「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」というドラマを見た。
天才的な弁護士であるウヨンウが様々な事件に対して裁判を争うドラマでこれもお気に入りのドラマである。

弁護士を題材にしたドラマは高確率で私が好きな物語だ。
弁護士系のドラマの流れは事件発生、劣勢な状況、形成逆転、判決というような感じだ。
私が好きな理由は、新しい事実の発覚ではなく新しい解釈を見つけることで形成逆転となることだ。
形成逆転するような新事実が発覚したら状況がひっくり返るのは当たり前だが、解釈を変えることで状況が変わるのは斬新だと思うし、そのような物語は裁判を題材にしたものくらいではないだろうか。

これからも面白いドラマを探していこう。



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