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ハラータウ

今回の満足度:8点(10点満点)

ドイツ最大のホップ生産地、ハラータウ地方の村長となり村を発展させて公民館を動かすゲームw
あまり話題に上がらない印象だけど、意外と軽い雰囲気で面白かった。

ゲーム概要

6ラウンド終了後に最も勝利点の多いプレイヤーの勝利。
1ラウンドは全員が手元の労働者キューブを全て置いたら終了で、キューブの数は公民館の窓から見えている数字分だけラウンドの開始時にもらえる。

手番では場の16箇所のアクションスペースにキューブを置いていくが、3回分しか置くところはなく、しかも必要なキューブの数は1個、2個、3個と徐々に増加する。しかもラウンドが終了しても除去されるキューブは1回分のみ。このため人気のあるアクションスペースはいつでもコストが高くなる仕組み。

そしてアクションを行い、畑を耕し、羊を育て、農作物を生産して作業所を右へ右へと動かしていき、公民館を動かすと勝利点が得られる。またゲーム中にプレイしたカードの勝利点も加えて、最終的に最も勝利点の多いプレイヤーの勝利となる。

プレイ雑感

最初、16箇所もあるアクションスペースを把握するのが大変だったけど、徐々に慣れてくるので大丈夫。基本的に作物はレベルの高い畑に蒔いて増やし、羊を増やしてミルクを搾乳したり、出荷して肉と皮にするw

そうやってリソースを増やすことで個人ボードにある5つの作業所を右に動かしていくと公民館が右に移動して、次のラウンドで使用できる労働者キューブが増えていく拡大再生産。徐々に拡大していく感じはシンプルに楽しい。

上記だけならよくあるリソース変換ゲームなのだが、このゲームを語る上で欠かせないのが、膨大なカードガチャ。

アクションスペースには4箇所のカードがもらえるスペースがある。カードにはゲートウェイカード、農場カード、ボーナスカード、得点カードの4種類があり、条件を達成するとリソースがもらえたり、特典がもらえたりする。

これが様々なコンボを生み出して気持ちいい♪
詳細は少し忘れたが、今回は畑に関するコンボが出来た。

「畑が1つもらえる」→「畑が6つになったら、さらに畑が2つもらえる」→「畑が8つになったら農作物がもらえる」→「同じ種類の農作物11個で10点」

みたいな感じだ。これは脳汁が出るほど非常に気持ちが良い!

そして、徐々に重くなるコストを支払いながら苦労して公民館を動かしていき、ゲーム終了時には何とか勝利点34点のところまで動かした。カードの得点も合わせて合計点は71点。まずまず頑張ったと思う。
ゲームは公民館を一番右端まで動かしたハルさんが、103点で勝利。

感想

ワカプレとしてのインタラクションが適度にあり、基本は個人ボードの資源によるパズルで作業所と公民館を動かし拡大していく。非常に地味だが堅実な作りに合わせて、膨大なカードガチャコンボで気持ちよくなる素敵なゲームだった♪

100分ほどのプレイ時間に対してカード運が強く影響するところに好き嫌いがありそうだが、私は非常に気持ちよくプレイすることができ楽しかった。

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