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026: アクワイア(2023年版)

風邪引いて寝込んでましたけど、ようやく元気になりました。
やっとこさ更新😊

新版のアクワイアを遊んだ。やっぱり面白い♪



ゲーム概要

ホテルチェーンのビジネスに投資し、株式により利益を獲得するゲーム。ホテルが成長すると合併が起こり、買収されたホテルチェーンの筆頭株主に多額のボーナスが与えられる。これは他のホテルチェーンへの再投資に使用することができ、買収されたホテルの投資家は株式を現金化するか、新しいホテルチェーンの株式と交換できる。ゲームの目的は、最大の富を獲得すること。


コンポーネント

2年前に初めてアクワイアをプレイさせていただいた。1963年発表の古典ゲームなのだが非常に面白くて感銘を受けたのは今でもよく覚えている。どうしても欲しくて1999年アヴァロン・ヒル版を中古で購入し所持していたのだが、流石に20年以上前の代物でボロボロだったため、今回の新版は嬉しくて飛びついてしまった。

メインボードは遊びやすい1999年アヴァロン・ヒル版から余分な部分を削ぎ落とした感じで必要十分。おかげで箱サイズも小さくなり、これは良い改良だと思う。

個人的に嬉しいのは、やはり日本語化されたルールブックとサマリー。まだ数回しか遊んだことがないので、ルールをすぐに確認できるのはやはり便利。

そしてサマリーも日本語化されている。遊び慣れれば特に日本語化は必要ないのだが、やはり遊びやすく感じてしまう。やっぱり日本語版は良いな♪

サマリーは人数分用意されており手元で参照できるのだが、初心者には分かりにくい。これは以前から感じていたアクワイアの一つの欠点というかプレイアビリティの悪さなのだが、今回はサマリーを拡大コピーして皆んなが参照できるようにしてみた。結果的には非常に遊びやすくて良かった。


簡素な見た目だが、非常にテーマ性があり面白い!

今回は、私、長男ショーン、次男ルイージ、三男レオンの4人プレイだ。私とルイージ以外は初プレイ。良い建物コマが来ないのはいつものことだが、9Eをたまたま引いた私は、さっそく一番安いホテル・サクソンを建設。ボーナスで株券を1枚もらって、さらに3枚の株券を購入。筆頭株主だ♪

盤面は数字とアルファベットが並んでいるだけなのに、何となくホテルの建物に見えてくる不思議。非常に抽象的な表現だが、ホテルチェーンというテーマ性を感じさせるところが素晴らしく面白い。


株券の取り合い、睨み合いが面白い!

世界で一つだけのホテルにホクホクしていたところ、ショーンも7Dに建物コマを置いてホテル・ワールドワイドを建設。近隣のライバルホテル出現に緊張感が走る!

世の中はサクソン派とワールドワイド派に分かれて株券の爆買いが始まった。なかなか熱い展開だな。株が何か分かっていない三男レオンも何だか楽しそうw

うちではあまり株ゲームを遊ぶ機会がないのだが、これをきっかけに株というものに慣れるのも良さそうだ。


お手製の拡大サマリー

そして次々にホテルが乱立し、あっという間に4つのホテルチェーンが現れた。ホテルが拡張されるたびに、お手製のホテル駒を進める。うん、なかなか遊びやすく、皆んなで株券の価値を確認し合うことができるので初プレイには役に立つ。

自然とみんなの視線が中央の場に向くのも非常に好印象だ。


資金繰りは非常にシビアで注意が必要

なぜかメインボードの右側にばかりホテルが乱立しており、すぐに吸収合併されそう。それはそれで手元の資金が増えるので嬉しいのだが、その感覚が初プレイにはちょっと難しい。

実際、ルイージは株券を所持金いっぱいまで購入してしまったので資金繰りに難渋するようになり、「早くホテル潰れないかな〜」なんて言い始めた。だから買い過ぎには注意しろと言ったのにw

この後、ルイージは数ラウンドずっとしゃがみっぱなしになってしまった。ちょっと申し訳ない。慣れていないうちは、ちょっと注意が必要。


ゲーム終了時の盤面はシンプルだが美しい

いつも思うことだが、1つの盤面をみんなで作り上げるゲームは最高だ。私がティカルやクスコ、ビッグシティなどを好きな理由の一つでもあるのだが、ゲーム終了時の盤面を見ると途中の様々な思惑が渦巻くドラマを思い出してとても楽しい。

今回、夜遅くなったこともありゲーム終了時の盤面の写真を失念してしまったのは非常に残念。記録としてしっかり残しておきたいものだ。


感想

今回の満足度: 9点(10点満点)

久しぶりのプレイだったがアクワイアはやっぱり面白かった。60年もの間、ゲーマーの間で楽しまれているゲームなので当たり前かもしれないが、このゲームの面白さは色褪せない。

定期的にリメイクされているがオリジナルとあまり変わっていないことは凄いことだと改めて感心した。今回の2023年新版は1999年のアヴァロン・ヒル版と同様の仕様で非常に遊びやすく、また待望の日本語版ということが非常に嬉しい。

ずっと大事にしたい作品だ。




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