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タイムカプセル

今回の満足度:7点(10点満点)

強烈な印象のカプセルを使ってエンジンビルドする「タイムカプセル」。見た目とは裏腹にとても真面目なゲームだった。


ゲーム概要

時間を超えて過去に戻り、また帰ってくることが可能な巨大なカプセルを使って、遠い惑星の失われた文明の遺物を求める。

非常に壮大で興味深いテーマの割に、面白い見た目のカプセルがさらに興味を引き立てて、どこかでプレイしたいと思ってた作品を遊ばせていただいた。

コンポーネントとしては、プレイヤーカラーのカプセルが4個ずつと特殊効果を持った遺物タイル、エネルギートークン、ダイストークン、時間破断トークンなどがある。

まず初期タイルを好きなように4つのカプセルに割り振って袋に入れておき、手番ではカプセルを2つ取ってオープン!

このカプセルを開くときのドキドキ感がこのゲーム最大の売りw
子供の頃にやったガチャポンのカプセルを開くときのようなドキドキ、ワクワク感がたまらない!

そして中から出てきたエネルギー、ダイス目、タイルの効果を上手く使って中央の新たなタイルを獲得して、またカプセルに詰める。
ただし1個のカプセルに詰められるのは7個まで。何を入れても良いが7個までなので、2つのカプセルへの割り振りに結構悩む。

場には常に6つのタイルが並べられており、どれを獲得するかでプレイが変わってくる仕組みだ。
タイルの種類は結構たくさんあり毎回悩ましいが、うまくコンボが決まるように選ぶのは楽しい。ちょっと文字が小さくて読みづらいのが欠点か。

感想

期待どおり、カプセルを開けるときのドキドキ、ワクワク感は単純に楽しい。処理もほぼ全員同時処理なのでダウンタイムもあまりなく快適にプレイできる。ただ遺物の特殊効果は結構渋く、気持ちの良いコンボにすることは難しい印象でコツコツと点数を積み上げていくプレイ感に思えた。

また一気に大量得点をすることもできるが、時間破断トークンが蓄積しやすくゲーム終了時に破断トークンを6つ以上保持しているとゲームに負けてしまう。この辺りの少し厳しい制限が、バカゲーっぽい見た目とは少しミスマッチな気がして惜しい気がした。

ただインタラクションは強くはないが、タイルの取り合いや破断トークンの押し付け合いなどが適度にあり面白い。特にゲーム終了直前に破断トークンをギリギリの5個でコントロールしていたのに、shuさんが破断トークンを押し付けてきたので焦ってしまったw

幸いエネルギーのやりくりで何とか処理して5個に抑え、無事にゲーム終了を迎えたが冷や汗が出てしまった。そんなやりとりも楽しめるゲーム性は面白い。

タイムカプセルというテーマとギミックはアナログゲームらしい面白いプレイ感なので、気になっている人はぜひ一度プレイしてみて欲しい。

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