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ミルフィオリ 〜初プレイ感想〜
先週末、友人たちと久しぶりに会う機会があったので東京巣鴨にある有明亭さんへ行ってきた。巣鴨駅から徒歩5分ほどのところにあり、特に迷うことなく辿り着くことができる。
店内は落ち着いた雰囲気のお洒落な喫茶店みたいで非常に居心地が良く、棚には軽量級から重量級まで幅広くボードゲームが並べられており「全部プレイしたい!」と叫びたくなるほど魅力的に思えたw
今回は友人の息子さんと、その友人が一緒に遊んでくれたので、まずは軽くドミニオンをした後、以前から気になっていたミルフィオリを遊ぶことにした。
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ゲーム概要
ミルフィオリとはイタリア語で「千の花」という意味であり、装飾模様のガラス工芸製品を示す。プレイヤーはガラス製品製造業者と貿易業者の役割となり、ラグーンで最も有名なガラスメーカーとなることを目指す。
ゲーム開始時、プレイヤーには27個のガラスピースと5枚の手札が配られる。この手札から1枚を選んで伏せておき、残りを隣のプレイヤーに渡すドラフトがメインシステムとなっている。その後、スタートプレイヤーから順番にカードに従ったアクションを行なっていき、これを4手番行うと1ラウンド終了。
残りのカードを場に公開し、再び5枚でドラフトを繰り返していく。こうして山札のカードがなくなるか、手持ちのガラスピースがなくなるとゲーム終了。最も勝利点の高いプレイヤーの勝利となる。
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盤面が非常に美しい!
もう見たままの感想だが、ラグーンを表現したメインボードは非常に華やかで色彩も美しい盤面になっており、ここに透明のガラスマーカーや船を置くと非常に映える!
これだけでも楽しい気持ちになってしまうプレイヤーもいるのではないか。はい、それは私ですw
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ルールはとても簡単だが、非常に悩ましい!
手番では回ってきた2〜5枚のカードから1枚を選んで出すだけである。非常にシンプルで簡単なのだが、クニツィア博士のゲームがそんな単純なわけがない。カードには色があり、ゲームボードのどの場所でアクションできるかが決まっている。これが非常に悩ましい。
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アクションの場所は5箇所(工房、住宅、人物、交易、港)。カードを出したら手持ちのガラスピースをその場所のルールに従ってピースを1個配置して得点を獲得する。
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例えば住宅では、ガラスピースを置いた場所に描いてある点数を獲得する。1つ置いただけでは1〜5点と大したことはないが、連続して自分の色を繋げて置くと繋がっている点数全てが獲得できる。これは美味しい!😋
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今回、黄色は住宅の4点の場所に置いたのち、2点の場所に置いた。最初はまあ大したことはないと放置していたのだが、4点、6点、9点、10点と次々に高得点を出してきて、ようやくこれはヤバい、と分かったw
しかも、3つ違う数字に置いた途端、20点のボーナス点を獲得し追加アクションのボーナスまである!これは正直びっくりすると同時にこのゲームの面白さが分かった。
赤の私は慌てて黄色をカットして自分も同場所に連続で置くことで、何とか15点のボーナス点を獲得したものの、最終的には点差は詰められず黄色の勝利となった。このゲームは他プレイヤーの動向も気にしなければならず、非常にインタラクションの面白いゲームであると感じた。
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感想
今回の満足度:8点(10点満点)
これは楽しかった♪
見た目が非常に綺麗なので以前から気にはなっていたものの、なかなか遊ぶ機会に恵まれなかったのだが、今回ボドゲはあまり経験のない友人の息子さんの友人(ややこしいw)と遊ぶことになったため、ちょうど良いと思い有明亭のスタッフさんにインストしてもらい遊ぶことができた。
非常に分かりやすく丁寧にインストしてくださったおかげで、特に疑問な点もなくゲーム終了まで集中して遊ぶことができた。素敵なボドゲカフェだった。
ゲームのルールは非常にシンプルで簡単なのだが、とても悩ましく面白いことが分かった。どの場所も魅力的でガラスマーカーを置きたいのだけど、カード運もありなかなか思うようにできず、また他プレイヤーを好きにさせておくわけにもいかないので、非常に歯痒く悩ましい。
この悩ましさが45分程度で誰でも味わえるのは非常に貴重な気がする。いろんな場所で活躍してくれそうな良い作品だ。
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