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001: プラネット・アンノウン 〜Engames頑張れ!〜

元日から大きな震災に見舞われた皆様に、心より御見舞いを申し上げます。
1日も早い復旧をお祈り致します。


今年は元日から大変な年になってしまいました。1日16時10分ごろ石川県能登地方を震源地とする震度7の地震がありましたが、私の住んでいる愛知県豊橋市でも少し揺れていました。

震源地を知り、ボードゲーマーの私が真っ先に思い出したのは富山県のEngamesです。「オルレアン」「キャンバス」「ブリュッセル1893:ベル・エポック」など、私の大好きなゲームの日本語版を出版してくださっており、最近では「プラネット・アンノウン」も購入したばかりです。

Xで確認した限りでは、代表の杉木さんも避難されて大変な思いをされたようですが、ご無事の様子でホッとしました。お店の方もご無事なら良いのですが。被災地の1日も早い復旧をお祈りするばかりです。

実は偶然にも元日の朝からプラネット・アンノウンのソロプレイをしていました。クリスマスの時も書いた通り、今年は受験生を抱えているのでひっそりとお正月も過ごすことになっており、仕方ないので家族みんなが初夢を楽しんでいる間に何かソロゲームをやろうと思ってましたw

で、今年一発目のゲームとして選んだのが「プラネット・アンノウン」。まあぶっちゃけインタラクションが弱そうなので、ソロプレイでもプレイ感は変わらないだろうと思ったわけです。

Engamesを応援するためにもEngamesのゲームを購入して、しっかり遊んで行こうと思います。(遊びたいだけ?w)



宇宙ステーションS.U.S.A.N.!

このゲームの最大の見どころは、やはりこの「宇宙ステーションS.U.S.A.N.」。中華ターンテーブルを彷彿とさせるクルクル回るギミックは見ているだけで楽しさがある。キックスターター版で見た時から気になっており、リテール版ではどんな劣化版になってしまうのか内心ドキドキしていたのだが、同じものが採用された。これは非常に嬉しい仕様だ。

企業ボードのオーバーレイが非常に便利!

キックスターターのデラックス版との大きな違いは企業ボード。デラックス版はダブルレイヤー構造(両面なのでトリプルレイヤー?)となっており、
非常にプレイアビリティが良さそうだ。

これがリテール版では、ペラペラのボードに変更となっているのだが、まあコスト削減のためには仕方のないところだろう。ただやはりキューブのズレが気になるためどうしたものかと思っていたら、CoLaboさんがアクリル板でオーバーレイを作成してくれていた!

これだ!と思い、6枚購入。
自分で穴抜きしたり保護用テープを剥がしたりと結構面倒だったが、使い心地は素晴らしい。薄いアクリル板なので箱の中に収納できるのも気に入っている。これは日本語版でプレイアビリティを格段に向上させてくれる良い買い物だったと思う。

ゲーム概要

地球の資源が枯渇し他の惑星への移住を余儀なくされている世界において、惑星開発を目指す企業のCEOとなって、未知の惑星を開拓することを目的とする。

多人数プレイでは司令官が宇宙ステーションSUSANを好きなように回し、各プレイヤーが自分に割り当てられたタイルを自分の惑星に配置していく。ソロプレイでは毎ターン、時計回りに一区画だけ回してタイルを選ぶ。

タイルは隣接するように配置しなければならず、その後にタイルに描かれた2種類のパラメータをそれぞれ1レベル上昇させる。タイルを置けなくなるか、イベントカードの山札が尽きるとゲーム終了。最も得点の多いプレイヤーの勝利となる。

シンプルなタイル配置ゲームだが、ローバーの使い方が独特で面白い!

タイル配置に関しては穴を埋めるように綺麗に配置すれば良いだけなので簡単なのだが、惑星に散らばっているライフポッドや隕石をローバーを使って回収しながら上手く配置していかないと壊れてしまう。

このタイル配置に計画性を求められるところが面白い!ローバーは惑星のどこでも走行することが出来るのだが、タイルの下敷きになると壊れてしまうのであまり迂闊なところに移動するわけにはいかない。しかしライフポッドや隕石を回収しないと得点が伸びない、というジレンマが実に悩ましい。

パラメータ上げの拡大感が楽しい♪

プレイヤーが担当する各企業には5つのパラメーター(文明、水、バイオマス、ローバー、技術)と固有の能力が設定されている。

タイルを配置すると、そこに描かれているパラメーターを1レベル上げることができるのだが、そうすることで様々な報酬を獲得することができる。また技術レベルを上げていくと能力がどんどんアップしていくので、これが非常に拡大感があり楽しい!

惑星や企業ボードのバリエーションが豊富で何度でも遊べる!

惑星ボードは6枚、企業ボードも6枚入っており、飽きさせない作りとなっているところも良い。また裏面は全て共通となっているので6人まで対応しており、皆んなが平等に楽しむことが出来るようになっているのも素晴らしい。

感想

今回の満足度:8点(10点満点)

非常に完成度の高いポリオミノパズルとなっており面白かった。今回は初めてなので、初心者向けの惑星「KSB-4156」と、企業「ユニバーサル・コアリション」を使用して、65点という得点だった。

ソロモードの目標点が設定されており、
+5メダル:素晴らしい仕事です。あなたは昇進しました。
とのこと。

やった!w
まだ入社したてだが、とりあえず主任ということで良いかなw

これはぜひ他の惑星や企業も試してみたくなった。ソロプレイで十分面白さを実感できるし、逆にマルチプレイでもあまりプレイ感は変わらなさそうだ。というのも、2人プレイだと相手の邪魔をするようなタイル選択が可能かもしれないが、3人以上だとそういうプレイングは難しそうだ。

これはみんなでキャッキャッウフフして楽しむパズルゲームなのかな。また機会をみてマルチプレイも楽しんでみたい。


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