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027: ロココの仕立て屋リニューアル豪華版

最近、ロココの仕立て屋・豪華版がまさかの再販。2年ほど前にプレイしたきり棚に積んであったので、久しぶりにプレイすることにした。妻にはちょっと重すぎると判断して出せずにいたが、楽しんでもらえて良かった。


ゲーム概要

ルイ15世がフランス社交界を支配し、華麗なる舞踏会を開催していた時代がテーマ。プレイヤーはドレスの仕立て屋となり、職人を雇い、素材を集め、素敵なドレスを仕立てて舞踏会でのマジョリティを争う。最も名声を獲得したプレイヤーの勝利となる。

詳細はボドゲーマにレビューしているのでご参照を。


豪華なアートワークが最高!

アートワークを手掛けたのは、昨年のゲムマに来日されていたイアン・オトゥール(Ian O'Toole)。彼のアートワークはいつもオシャレで素敵なのだが、このロココの仕立て屋のアートワークは彼の最高傑作だと感じている。

箱絵からすでに最高なのだが、メインボードの書き込みも相当なものだ。非常に繊細で豪華な雰囲気はロココの様式美を最大限に表現していると思う。今回、家族5人でプレイしたのだが、妻がメインボードを見た瞬間に「これは好き❤️」と言ってくれたのは嬉しかった。

コンポーネントも非常に凝っていて、立体のレーストークン、糸トークンは視認性も良く、豪華な気持ちにさせてくれる。素材タイル立ても付属しており、コンポーネントの管理も気が利いている。このコンポーネントを嫌いな女性はいないのではないだろうか。


デッキ構築+エリアマジョリティが面白い!

肝心のゲーム内容も最高だ。
職人カードのデッキ構築による拡大感は非常に気持ちが良いし、5つの部屋へ仕立てたドレスを配置するエリアマジョリティは最高に痺れる!

特にルイ15世のいる王のフロアは、最終得点計算時にバルコニーへ出て花火鑑賞をすることで得点が倍化される。そのため5人プレイだと、あっという間に埋まってしまうのだが、それが良い♪

ゲームは青の三男レオンが3倍の花火席をゲット。白の妻ソフィーも花火席を2席獲得するなど積極的に王の間のマジョリティを楽しそうに争っていた。一方、黒の長男ショーンは目立たないように各部屋の舞踏会に参加して、真っ先に全部屋制覇のマーカーを置いた。

残念なのは全7ラウンドなのだが、6ラウンド終了した時点で2時間が経過し、外食を予約していた時間のため終了となったことだ。とりあえず最終得点計算を行い、本日の勝者は長男ショーンということになった。私は2位。

感想

今回の満足度:10点(10点満点)

いやー、久々にプレイしたけど楽しかった😊
デザイナーのマティアス・クラマー(Matthias Cramer)は、以前プレイしたダイナスティの作者でもあり、こういう貴族なゲームを作らせるとピカイチだなぁw

以前プレイした時は友人と2人プレイだったのだが、エリアマジョリティなので人数が多い方が面白く、今回の5人プレイは最高だった。デッキ構築も大好きなシステムなので、今回改めてこのゲームの良さを感じることができた。

今まで妻のソフィーは軽い中量級までしかプレイできないと思っていたが、興味さえあればこのぐらい重めの中量級でも楽しめることが分かったことも嬉しかった。まあカードを見せながら「次は何が出来る?」なんて聞いていたけどw

これはオールタイムベスト10入りかな♪


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