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マンマミーア!

今回の満足度:7点(10点満点)

1999年ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた傑作カードゲーム。デザイナーはあのウヴェ・ローゼンベルクというから驚き。

最近よく聴いている「おしゃべりサニバ」でも、第357回「拡張まっしぐら!パート2!!の巻!」のホットゲームのコーナーで取り扱われており、ゲーム内容だけは聴いていたので非常にワクワクした気持ちでプレイさせていただいた。

BGGより引用

ゲーム概要

ピザを作っていくゲームで、カードには5種類の食材が描かれたトッピングカードとピザの調理法を描いたレシピカードがある。

トッピングは5種類。
・マッシュルーム
・サラミ
・オリーブ
・ペパロニ
・チーズ

手番では、手札のトッピングカードを中央のオーブンに次々に放り込んでいく。そう、皆んなでピザを作っていくのだ。ワイワイキャッキャウフフな協力ゲームかと思いきや、そうではなく、どこかのタイミングでレシピカードを放り込んでも良い。

面白いのはレシピカードが出されても止まることはなく、また順番にトッピングカードを出し続けて山札がなくなったら1ゲーム終了。

その後、中央の山をひっくり返して1枚ずつめくっていく。
当然放り込まれたトッピングカードが捲られていくのだが、そのうちレシピカードが出てくる。その時、レシピカードに描かれた材料を確認し、場にそのトッピングが出ていればピザ作り成功。レシピカードを出したプレイヤーは完成したピザとしてレシピカードを受け取る。

これを3ラウンド繰り返し、最も多くのピザを焼いたプレイヤーの勝利となる。

レシピカードを出すタイミングが大事!

説明を聞いただけでは今ひとつピンとこないのだが、やってみると意外と簡単でありながら盛り上がる。特にレシピカードを出すタイミングが重要で、そろそろトッピングが溜まってきたなー、なんて考えていると誰かがレシピカードを出してしまう。

「あ゛ー!!」

次の手番でレシピカードを出そうとなどと考えていたら先に出されてしまう。一応、足りないトッピングは手札から補充しても良いのだが、そんなに上手く手札を揃えることも難しい。

また誰もレシピカードを出さずに粛々とトッピングカードが積まれても、そのうち何のトッピングが出ていたか分からなくなってしまう。単純だが難しいメモリー要素も特徴的で面白い。

ピザが焼けたかどうか確認する瞬間が最高!

このゲームで一番面白い瞬間はやはり出されたカードを確認している時だろう。何となく記憶したトッピングカードが次々と公開されていくときのドキドキ感と自分が出したトッピングカードが公開された時の高揚感は格別だ。

上手くピザが焼けていると嬉しいし、また思いの外トッピングが少なくてピザが完成しなくてガッカリするのも面白い。


感想

インスト直後は今ひとつゲーム性がよく分からなかったのだが、1ラウンドをプレイしてみるとすぐにその面白さを理解することが出来た。独特の面白さがあるので、ぜひまたリプレイしたい。


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