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035: ホットリード

重ゲーの後で時間調整に遊ばせてもらったので感想を。

テーマ

ライナー・クニツィアの2022年新作。5つの犯罪グループに対する潜入捜査を指揮し、彼らを有罪にするのに十分な証拠を集めます。しかし、あまり積極的に調査していると犯罪者に逃げられてしまうぞ。


簡単な入札ルール

各プレイヤーには1〜55の数字が書かれた捜査官カードが11枚配られる。これを毎ラウンド1枚を同時に出し、犯人グループの証拠を集めていく。10ラウンドでゲーム終了となり、最も得点の多いプレイヤーの勝利となる。

非常に簡単なルールでどこかで見たことがあるなぁ、と思ったら「フォーセール」の2段階目の競りと同じだ。非常に簡単なルールであるため、初めてでも楽しむことができる。

バーストルールが面白い!

入札で獲得したカードはその数字分が得点となる。このためできるだけ大きな数字を獲得したいのだが、同じ色のカードが4枚揃うとバーストして0点となる。このルールがよく効いており、数字の大きなカードが欲しい!でも同じ色が揃うのは避けたい・・・というジレンマが発生する。このバーストルールがクニツィアらしい面白さを醸し出している。

また5色揃えると10点貰えるセットコレクション要素もあり、なかなか考えさせられるが、所詮入札システムなので思うようにはいかない。そのぐぬぬとなるプレイ感も楽しく感じられた。

「裏通り」オプションも魅力的!

オプションルールとして、黒の「情報屋」カード、白の「捜査の袋小路」カードがある。(英語ルールからの訳なので日本語ルールと訳が違うかも。)

これらを混ぜると捜査カードに得点が追加されたりマイナスされたりするので、ランダム効果に一喜一憂できるようになる。今回、このオプションルール付きで遊ばせてもらったが、ゲーマーにはこのぐらいの付加要素があった方が面白いだろう。

今回の満足度:6点(10点満点)

非常に簡単で誰でも楽しめる良いゲームと感じた。どこかで見たことのあるシステムを上手くまとめた感じ。

バッティング要素で一喜一憂できるし、バースト要素で悲鳴が上がることもあり盛りがるためパーティゲームとしても優秀だし、重ゲーの合間の休憩にも良い。

これは持っておいても良いかなぁ。

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