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Day18: 「エンデバー」プレイ記

みっくみくにしてやんよ。Sato39です。
本日のプレイ記は「エンデバー」。

正直、ゲーム名すら知らなかったけど、2009年発表の作品で2010年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート他、多数の賞にノミネートされた立派な名作。

5人でプレイしないとマップがスカスカになり少人数では卓が立たないゲームらしく、5人ゲーム会にはうってつけとのこと。はてさて。


【ゲーム概要】

テーマは大航海時代、列強諸国のひとつとなり植民地政策を進めることで自国を発展させるゲームらしい。奴隷売買の要素などもあり、今では大問題になりそうw

メインボード中央にヨーロッパ&地中海地域があり、この地域からスタートする。その周囲にはインドやアメリカなど新大陸が6地域あり、その地域の探検を進めていくと解放されて、植民地化していける。

個人ボードには「産業」「文化」「財政」「政治」と4つのパラメータが存在する。これらのパラメータを上げていって自国を強化しつつ、世界中の都市を植民地化していけば良いらしい。
おお、なんだかワクワクするな。

特徴的なのは、都市や貿易路に無数のトークンが置かれているところ。占領アクションを行うことで都市を植民地化することができ、トークンを獲得する。

そのトークンの効果によりパラメータが上がり自国を強化していける。また解放された地域の資産カードを購入することでもパラメータを上昇させることができる。

そして手裏剣マークが勝利点となっており、7ラウンド終了時に最も勝利点の多いプレイヤーが勝利となる。
オッケー。じゃあスタートだ。


【プレイ記】

私のプレイヤーカラーは赤。2番手スタート。

毎ラウンド、建設フェイズでプレイヤーは1つ建物を建てることができる。建物はメインボード横に並べられたプエルトリコで見たことがあるような建物タイルで、資源がもらえるものとアクションマスとして機能するものの2種類がある。

やはり建設レベルを上げて高レベルの建物を建てたいなぁ。
ということで、1ラウンド目は工房、2ラウンド目は庁舎を建設。建物トークンのある都市を占領してさらに建設レベルを上げていく。

と、そうこうしているうちにヨーロッパ&地中海世界はあっという間に各国に占領されていっぱいになった。
もっと探検して新大陸を発見していかねばならないか。

そんなこんなで早くも5ラウンドが終了。
パラメータも順調に上がっており、なんとなくだがトップ争いに食らいついている手応えもある。いいぞ。

新大陸の探検をしたかったので航海アクションのできる建物タイルを数多くとっていたつもりだが、後で見ると占領アクションも多くやや好戦的な国になっているか。

そして問題の場面。

ヨーロッパ&地中海世界に手裏剣5個の資源カード出現!
これ1枚で5点もある!欲しい!
しかも植民地4個あれば買える。私の植民地は3個。あと1個あれば買える!
・・・でも緑プレイヤーさんも植民地3個あるぞ・・・。

不穏な空気を感じていたら、案の定、緑プレイヤーさんが私のスペインの都市を攻撃!ぎゃー!

これで緑さんは植民地4つとなり、次のターンには手裏剣5個の資源カードを買うに違いない。
ぐぬぬ。

「ここは負けられん!」

と、すぐさまスペインを取り返す。
しかし、人口マーカーを3個も消費するのは痛かった。

・・・

結局、不毛な睨み合いとなった赤と緑は失速。
手裏剣5個のカードは誰も獲得することはできずにゲームは終了。
ゲームはコツコツとパラメータを上げ、アクショントークンをため込んで最後に一気に植民地を増やした白プレイヤーさんの勝利となった。


【感想】

手裏剣5個カードに魂を奪われて、冷静な判断が出来なくなってしまったことが悔やまれる一戦だった。
だがゲームは非常に面白く、こんなシンプルに4Xゲームが楽しめるのは素晴らしい。殴り合い要素があるので好き嫌いはかなりありそうだけど。

以前はこういうマルチゲームは苦手だったが、最近はずいぶん慣れたのか楽しくなってきた。ただ、殴り合うときはもう少し冷静に判断して、他に選択肢がないときにするべきだ、というのが今回の教訓。

プレイ時間も90分ほどだったし、楽しかったのでぜひまた遊びたい。

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