村田聡/satoshi murata

UNITED ARROWS LTD./Private Service Desk/マネジ…

村田聡/satoshi murata

UNITED ARROWS LTD./Private Service Desk/マネジメント/音楽に長年携わるドラマー/パパ一年目

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雑相という言葉と重要性②

前回は組織・チーム作りにおいて、基本の報連相について書きました。 ◆報告(過去の事) ◆連絡(現在の事) ◆相談(未来の事) その中でも相談(未来の事)は過去の私も軽んじており、メンバーからは事後報告しか来ないマネージャーとなっていたのです。 私自身も足りていなかった、メンバーとの "対等な信頼関係" では、この対等な信頼関係とはどの様に築き上げていく事が出来るのでしょうか。 今回は、そのキーワードでもある、 雑相という言葉と重要性について書いていこうと思います。

    • 雑相という言葉と重要性①

      今回はファッション小売業における組織・チーム作りにおいて、私が大切にしている事を書こうと思います。 新人が入社した際に伝える事の一つに、 "報連相"があります。 報告・連絡・相談 これを知らない人はあまりいないと思います。 私が尊敬する澤円さんは、以前voicyで報連相をこの様に紐解いて解説していました。 ◆報告は"過去の事" ◆連絡は"今の事" ◆相談は"未来の事" 私も、これら全てに優劣はなく、大切な事であると考えています。 しかしながら、この報連相の理解が

      • 同質化の先にあるもの・・

        今回は、ファッション小売業の組織・チームについて書いていきたいと思います。 この業界は、兎にも角にもファッションが好きな人で溢れていますが、大きくファッションと言っても様々なテイストで溢れています。 皆さんの身の回りで仲の良い人達を思い浮かべた時、どの様な人が思い浮かびますか。 それは、自分と似たようなテイストの服装が好きな人達なのではないでしょうか。。 しかし、これは単に外見だけの話ではないのです。 似たような"価値観"の人も多いのではないでしょうか。 私は、こ

        • "あるべき姿"という魔物

          今回は、ファッション小売業での「教育」について書いていきたいと思います。 この記事は、店舗を運営するマネージャーの皆さんにも是非読んで頂けたら嬉しく思います。 「教育」について考える 店舗運営の中で「教育」の分野で多くの問題を抱えている人も多いのではないでしょうか。 よく議題に上がる問題を挙げてみましょう。 「指導される側」の意見としては・・・ ◆「指導する側」と上手く関係が築けない ◆目標が見つからない この様な話がよく出て来ます。 次に「指導する側」の意見

        • 固定された記事

        雑相という言葉と重要性②

          積み減らしてみませんか?

          前回は、 信頼を築き上げていくために大切な心掛けとして、「見返りという考えを捨てる覚悟を持つ」 つまりTAKERではなく、純然たるGIVERで在ることが何より大切だという考えを述べました。 純然たるGIVERである事をマインドセットとした上で「目の前の人に善い事をする」 これにより「信頼」は少しずつ築き上げられていくのです。 この様に結論づけました。 今回は、私が仕事をしていく上で大切にしている 積み減らし という考え方について書いていこうと思います。 私は以前「店

          積み減らしてみませんか?

          見返りという考えを捨てる覚悟

          前回は「信頼」について書きました。 「信頼」と「信用」の違い。 信頼を得る事は困難であるとともに、その重要性もご理解頂けたと思います。 では、この「信頼」はどの様にすれば得る事ができるのか。信頼関係はどの様に築いていけば良いのか。 今回はその心掛けについて書いていきたいと思います。 信頼を得ること。 これは得たいと思う欲を捨てることから始まります。 私を信頼してほしい。 そのために○○をする。 これは典型的なTAKERの発想です。 TAKERは、 「○○を得たいか

          見返りという考えを捨てる覚悟

          信頼こそ唯一最大の武器

          前回までは、「店舗の存在意義」そして「店舗の体験価値の提供」について書かせて頂きました。 その中で店舗を、 「居場所であり、体験価値提供の場」と定義しました。また、体験価値の提供として「目の前の人に善い事をする」という思いと行動により、 "足を運ぶ事が楽しみと感じる、価値の高い店舗"が創り上げられていくのだと考えました。 足を運ぶことが楽しみ=信頼を得ている場 私はこの様に捉えています。 今回は、表題にある通り「信頼」について書いていきたいと思います。 店舗はお客様

          信頼こそ唯一最大の武器

          店舗の体験価値について考える

          前回は「店舗の存在意義」について書かせて頂きました。 私の考えとして、これからの店舗とは お客様の居場所であり体験価値提供の場であると定義しました。 その中で今回は体験価値の提供について書いていこうと思います。 体験価値の提供とは、具体的にどの様な事を言うのでしょうか。 今までの店舗の価値としては、編集力が光る売場や、高い商品力などが挙げられます。 しかし、このウツワ(売場)やモノ(商品)に関しては、さらに磨きをかける事は時間を要します。 しかし販売員の皆さんはどう

          店舗の体験価値について考える

          店舗の存在意義について考える

          前回まではファッション小売業の皆さんへ向けた 「お金」にまつわる内容の記事を書かせて頂きました。 業界が打撃を受けている今、「転職の理由が給料にならない様に」と、思いを込めた記事ですのでまだ見ていない方は是非ご覧下さい。 今回からは、 ファッション小売業でプレイヤー(販売員)をされている皆様へ、どうしたらお客様からの信頼を得られるのかをhow toを交えながらお伝えしていこうと思います。 その前提として、表題にある通り 「店舗の存在意義」についてお伝えしなければならない

          店舗の存在意義について考える

          ファッション小売業のお金事情③

          前回は、手取りを増やす術として 「極力、上代変更後に購入すること」をお伝えさせて頂きました。 今回は二つ目の術についてお話しさせて頂きます。 その二つ目の術とは、 ふるさと納税を上限MAXに利用する! この業界の20代〜30代でふるさと納税の仕組みを理解し、毎年必ず利用している人に会った事は今まで一度もありません。 この記事を読んで、あなたの行動変化のきっかけになって頂ければ嬉しいです。 ふるさと納税を簡単に説明すると、 応援したい自治体に寄付ができる制度であり、

          ファッション小売業のお金事情③

          ファッション小売業のお金事情②

          前回は「社販割引」の罠について書きました。 それにより、手取りの金額に大きな差が出た事をご理解頂けたかと思います。 今回は、どの様に手取りを増やすのか。 その術についてお話しさせて頂きます。 勿論、何も買わなければ良いに越したことは無いのですが、この業界はそうはいかないのが現実です。 何かしらシーズンの商品着用などは、暗黙のルールとしてあるはずなので、それを踏まえてお話ししていこうと思います。 私が伝えられる方法は主に2つあります。 まず一つ目は、社販割引を利用する際

          ファッション小売業のお金事情②

          ファッション小売業のお金事情①

          前回もお話しさせて頂いたように、 私は「ファッション小売業で働く皆さんに貢献する」ことを目的として連載をさせて頂きます。 その第一回のテーマは 「お金」です。 アパレル販売員を含む卸売業・小売業の一年の給与平均は364万円と、宿泊業・飲食業、サービス業よりは高収入ではあります。 しかしながら、製造業や不動産業・物品賃貸業はやや低く、特別なスキルや技術が必要な職種の年収に比べると下回る傾向にあります。 そのため、本来自分がやりたい仕事ではあったが、給料を理由に退職していく

          ファッション小売業のお金事情①

          ファッション小売業で働くみんなを救うnote

          初めまして。 私は「ファッション小売業で働く皆さんに貢献すること」をメインテーマとしてnoteを書いていきたいと思います。 初めに簡単に自己紹介をさせてください。 私は某ファッション小売業の企業に14年勤めており、販売員、マネージャー、人材育成に携わってきました。 プレイヤーとしての実績は数回に渡り全国1位になった経験もあり、マネージャーとしても高い実績を出す販売員の輩出と店舗実績の伸長率により、全国2位のマネジメント評価を頂きました。 また、私はこの業界特有の常に懐事

          ファッション小売業で働くみんなを救うnote